学童クラブ
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学童クラブ(がくどうクラブ)は、学童保育を行う民間施設。児童クラブや学童保育所ということもある。小学生が、放課後、帰宅しても家に誰もいない場合、親が仕事が終わるまで、預かり、学習や遊びを援助、世話する施設。親たちの共同管理で運営されていることが多い。
近年、小学生の数の減少で、小学校の空き教室を学童クラブに利用させるという動きが各地ででてきている。それに関連して、既存の親たちの運営する学童クラブを解消し、新たに公設民間運営の学童クラブを設けるというところもある。自治体主導で、学校の校舎内に、元教員、退職教員で設けられる学童クラブは、学校のそのままの延長であり、放課後の家庭での生活の代替となりうるかとか、学校での悩みやいじめ、適応問題を元教員が指導員を務める学童クラブで果たして相談できるものか、などの問題がある。