大阪圭吉
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大阪圭吉(おおさか けいきち、1912年 - 1945年7月2日)は愛知県出身の推理作家、小説家。本名は鈴木福太郎。
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[編集] 概要
愛知県新城の小学校から豊橋商業学校に進学するも、三年で中退。その後日本大学商業学校(夜間)で学び、1931年に卒業。
甲賀三郎の推薦により、「デパートの絞刑吏」を新青年の1932年10月号に発表して作家デビュー。1936年に初の単行本である『死の快走船』を発行。
その後も創作活動を続けるが、日中戦争の勃発以降、急激に戦時体制が強まる中で探偵小説の発表は次第に難しくなっていく。 1943年に召集される。満州からフィリピンへと転戦し、1945年7月2日ルソン島にて病死。
発表された作品のほとんどは、短編である。作風は論理的で端正であり、いかにも古き良き時代の探偵小説といった印象を受ける。
[編集] 作品
- とむらい機関車
- 銀座幽霊
(いずれも創元推理文庫)