大和悠河
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大和 悠河(やまと ゆうが)は宝塚歌劇団・宙組の男役2番手スター(2006年11月、宙組次期トップ男役に内定。)。
身長 169cm。愛称は「ゆうが」「たに」。血液型B型。
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[編集] 略歴
- 入団当初からスター性をみこまれ「第2の天海祐希」と期待されていた。
- 1997年5月、研究科3年で『'97 TCAスペシャル ザ・祭典』でTCAスペシャル初出演。また6月『EL DORADO』で新人公演初主演。12月『ワン・モア・タイム!』でバウホール初主演(成瀬こうきとのダブル主演)。
- 1998年、成瀬こうき、霧矢大夢とともに、初ディナーショー『COLOR』。12月にはバウホール公演『シンデレラロック』で初のバウホール単独主演を果たす。
- 1999年『十二夜』で3度目のバウホール主演。中国公演(北京・上海)『夢幻花絵巻/ブラボー!タカラヅカ』で初の海外公演参加。
- 2001年『大海賊』新人公演で6回めの主演をし、新公を卒業。
- 2002年、初の単独ディナ-ショー『Possibility』開催。
- 2003年2月、宙組に組替えし、3番手として活躍。5月に星組公演『雨に唄えば』に特別出演。
- 2004年、宝塚歌劇団90周年特別企画の一環として、星組公演『1914・愛/タカラヅカ絢爛』と『花舞う長安/ロマンチカ宝塚'04』(博多座公演のみ)に特別出演。
- 2005年、水の組替えにより、宙組単独2番手となる。『炎に口づけを』出演。
- 2006年、『NEVER SAY GOODBYE』『コパカバーナ』『維新回天・竜馬伝!』出演。
- 2007年、『A/L(アール)』-怪盗ルパンの青春-(3月15日~3月27日 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演)より、宙組主演男役に就任(予定)
[編集] スター像
華やかな美貌と抜群のスタイルの良さで観客を魅了している宙組の次期主演男役。
月組時代は、天真爛漫な舞台をみせたアイドルだったが、宙組への組替えや星組への客演を経て以来、その天性の華に渋さも加えた男役像を築きつつある。
抜擢が早かったため「技術が伴っていない」との批判もあり、特に粗さが見られる歌唱面についてはファンから多く指摘されてきた。しかし、訓練の成果か歌を初めとした技術は向上しつつある。
[編集] 新人公演主演
- 『EL DORADO』(1997年)(本役・真琴つばさ)
- 『WEST SIDE STORY』(1998年)(同上)
- 『黒い瞳』(1998年)(同上)
- 『LUNA』(2000年)(同上)
- 『愛のソナタ』(2001年)(同上)
- 『大海賊』(2001年)(本役・紫吹淳)
(計6回)