夏侯傑
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夏侯傑(かこうけつ、? - 208年)は、『三国志演義』にのみ登場する曹操麾下の武将。
208年の長板橋の戦いで張飛を追撃するが、橋で仁王立ちをした張飛の大喝で、恐怖のあまり失神し、それを見た張飛の蛇矛に突き刺されてしまい、馬上から転げ落ちた。
張飛の強さを際立たせるための単なるやられ役であったが、カプコンのビデオゲーム『天地を喰らう2・赤壁の戦い』でボスに設定されたため、一部で有名である。また光栄(現コーエー)のPCゲーム『三国志曹操伝』では曹仁や曹洪よりも強いという、何故かゲームで優遇されていることが多い人物。
なお作品によっては名前が“夏侯覇”となっているものもある。