堂上家
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堂上家(どうじょうけ)とは、清涼殿殿上の間に昇殿出来る家柄のこと。平安時代中期に昇殿の制が始まったことと、公卿となることが出来る家柄が院政期から固定されるようになったことに伴い、公家の中で昇殿を許される家柄である堂上家と許されない地下家(じげけ)の区別が出来上がった。一般的に公卿となると昇殿が許されるが、一部には地下の公卿も存在した。
広義では公卿になることが出来る摂家、清華家、大臣家、羽林家、名家、半家の総称であるが、狭義では上記の内、羽林家以下を指し、平堂上とも呼ばれた。
1884年(明治17年)7月7日平堂上のうち、大納言まで宣任の例が多い家が伯爵に、それ以外は子爵に叙せられた。
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