埼玉県立富士見高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
埼玉県立富士見高等学校 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 埼玉県 |
設立年月日 | 1976年(昭和51年)4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制 |
学科 | 全日制 普通科 |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒354-0002 |
埼玉県富士見市上南畑950番地 | |
電話番号 | 049-253-1551 |
外部リンク | 埼玉県立富士見高等学校 |
埼玉県立富士見高等学校(さいたまけんりつふじみこうとうがっこう)は埼玉県富士見市に位置する県立高等学校である。昭和51年の創立時は全日制普通科の定員270名の6学級であった。11学級編成を誇った事があるが、現在は5学級編成であり空き教室は習熟度別授業時に使われる。創立30周年を迎えた。雨季には周辺から蛙の鳴く声が聞こえる。 略称は富士高。
目次 |
[編集] 概要
1学年5クラスの計約150名、全校生徒数は約450名であるが年々減っている。市名を冠した県立高校だけに地域に根ざした学校を目指している。考査日近くには朝に校門などにてPTAあいさつ運動を実施している 小中学校や養護学校が隣接し、周辺は田畑など自然の面影が残るが風が強く吹き荒れる。駅からはかなり離れていて県立福岡高校が近くにある。生徒の大半は市内など近くから通学している。
[編集] 教育方針
教育基本法及び関係諸法令に則り、豊かな人間性や社会性、及び国際社会に生きる日本人としての自覚を育成し、自ら学び、自ら考える力を育成することを目標とする。そのために、規律ある充実した高校生活を送れるようにするとともに、基礎基本の確実な定着と学力の伸長を期する。
[編集] 沿革
- 1976年 埼玉県立富士見高等学校として開設され、校章などを制定。(開設準備室は県立川越女子高等学校内)
- 1977年 校旗・校歌が制定される。新校舎へ移転し、HR・管理棟完成。
- 1978年 特別教室棟・体育館が完成。
- 1981年 学生ホールが完成。
- 1983年 第1回楓樹祭(文化祭)を開催。
- 1984年 格技場落成
- 1987年 記念館(クラブハウス)完成
- 1988年 本校最多の11学級編成となる。
- 1993年 国際文化コース設置
- 2000年 国際文化コース募集停止
- 2005年 創立30周年記念式典
[編集] 学校生活
[編集] 生徒指導
頭髪や服装に関しては厳しい指導を徹底し、遅刻欠席者を減らす指導をしており、チャイム着席の徹底を図っている。。
[編集] 授業
国数英に於いては全学年に習熟度別授業を実施。 金曜には総合学習の授業を利用してスキルアップなどと称し国数英の基礎学習を連続2時間実施している。 カリキュラムはいたって普通であり、一人一台PCを使う、IT教育分野の技術と資格と情報の授業に力を入れている。 2年からの選択授業では主に就職などに向けたものがあり、家庭介護福祉・商品と流通・古典講読・簿記・国語表現II・CP・LL・被服製作・フードデザイン・情報処理などがある。
[編集] 文化祭
「楓樹祭」という名がつけられている。毎年9月下旬から10月初旬頃に1日だけ行われる。
[編集] 学校行事
体育祭、球技大会、楓樹祭、マラソン大会、予餞会などが主な行事である。
[編集] 部活
運動部、文化部などがあり、それぞれ活動をしているが、部に所属している生徒が少ない。
[編集] 運動部
- 硬式野球部
- 陸上部
- バスケット部
- 卓球部
- 硬式テニス部
- 女子バレー部
- 自転車競技部
- サッカー部
- 柔道部
[編集] 文化部
- 演劇部
- 写真部
- 軽音楽部
など。
[編集] マラソン大会
体育の一環として男子10km・女子5kmマラソン。
[編集] 進路
- 卒業後の進路は大半が就職に就く。就職先は地元企業が多く、サービス・事務・営業から板金・塗装・工員など。専門学校は都内の学校へ通う者が多い。大学進学者は、ほとんどが推薦で東武東上線沿線をはじめ県内の大学に進む者が多い。多くはないが、有名私立大学へ進む者もいる。(青山学院大学・明治大学・東京理科大学・日本大学など)
[編集] 通学手段
鶴瀬駅西口より富士見市営バス(ふれあい号バス)の「富士見高校行き」で21分170円、志木駅東口から東武バス「富士見高校行き」もあるが運行本数が少なく時間帯によっては全く無い時間帯もある。両駅からは距離がある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
この項目は、ウィキプロジェクト/学校の「高等学校テンプレート」を使用しています。