埼玉イトマンスイミングスクール
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埼玉イトマンスイミングスクール(さいたま―)埼玉県の高崎線沿線を中心にグループをつくっているスイミングスクールであり、イトマンスイミングスクールの系列校。現在、次の5スクールと1クラブ、7校の姉妹校がある。
[編集] 学校
スクール名 | 所在地 | 略称 |
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埼玉イトマンスイミングスクール熊谷校 | (熊谷市) | イトマン熊谷 |
埼玉イトマンスイミングスクール加須校 | (加須市) | イトマン加須 |
埼玉イトマンスイミングスクール石原校 | (熊谷市) | イトマン石原 |
埼玉イトマンスイミングスクール桶川校 | (桶川市) | イトマン埼玉 |
埼玉イトマンスイミングスクール鷲宮校 | (鷲宮町) | イトマン鷲宮 |
埼玉イトマンスイミングクラブ | (桶川市) |
上の6校は「埼玉イトマン」を構成しているスクール。 次に挙げる3校は、(株)埼北スイミングスクールが開設(上2校)・買収(高島平SS)した。
太田イトマンスイミングスクール | (太田市) | イトマン太田 |
足利イトマンスイミングスクール | (足利市) | イトマン足利 |
高島平スポーツスクール | (板橋区) | 高島平SS |
下の4校は、(株)埼北スイミングスクールから独立した(上3校)か、その独立校の姉妹校(イトマン坂戸 日高の姉妹校)である。
日高イトマンスイミングスクール | (日高市) | イトマン日高 |
大田原イトマンスイミングスクール | (大田原市) | イトマ大田原 |
矢板イトマンスイミングスクール | (矢板市) | イトマン矢板 |
坂戸イトマンスイミングスクール | (坂戸市) | イトマン坂戸 |
(株)埼北スイミングスクールの本社は熊谷校の中であるが、実際は社長室は桶川校にもある。イトマン埼玉として各種大会に出場できるのは、桶川校に所属する選手だけであるが、全国大会に出場する高校生以上の選手は強化本部のある桶川校の所属になっているため、イトマン埼玉として出場している。また、桶川校は埼玉県内のスイミングスクール最大級の規模を誇り、公認25メートル8レーンのメインプールを持つ。
埼玉イトマンスイミングスクール石原校は2007年4月25日をもって、土地所有者である秩父鉄道との20年契約満了のため閉鎖されることになった。石原校に所属する全ての会員とコーチは、熊谷校に自動で移籍・転勤となる。
[編集] 選手の成績
(株)埼北スイミングスクールの取締役で、(財)日本水泳連盟理事の設楽義信は、幻のモスクワオリンピックの代表選手であった。出身選手としては、91年の世界選手権(パース)で200mバタフライ銀メダル、89年、93年パンパシフィック大会200mバタフライ金メダルの司東利恵がいる。
現在は、ジュニアのほうに力をいれており、第28回 全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会では、二十回以上連続準優勝の末、名門イトマンの25連覇を阻み、男女総合の部で初優勝を飾った。また、18歳以下年齢無制限のチャンピオンシップでは、男子400メートルリレー(古賀淳也、山元啓照、大林一樹、村杉善哉)で3分18秒84の短水路日本新記録で優勝した。従来の記録は昨年4月に明大が出した3分20秒60。高校生のみのチームで記録を2秒弱縮めた。
また、所属選手の古賀淳也は2006年の日本選手権にて50m背泳ぎの派遣標準記録Ⅰを突破、2007年3月にメルボルンで行われる世界選手権代表が決まった。山本啓照は2006年8月のパンパシフィック大会に明治大学所属として出場した。