和帝 (南朝斉)
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和帝(わてい、488年-502年、在位501年-502年)は、中国の南北朝時代の斉の第7代皇帝、最後の皇帝。姓名は蕭宝融(しょう ほうゆう)、字は智昭。第5代皇帝明帝の息子、第6代皇帝東昏侯宝巻の弟。
東昏侯を廃するために蕭衍が挙兵した時に祭り上げられ、東昏侯が殺されると皇位に就く。しかし、即位した段階では既に実権は蕭衍が握っており、禅譲するために即位しただけにすぎなかった。翌年には帝位を蕭衍に譲り、斉は滅亡して梁が成立した。和帝はその直後、梁王朝により殺害された。
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