味付け海苔
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味付け海苔(あじつけのり)は、主に醤油と砂糖、香辛料などで味付けした加工海苔製品の総称。加熱乾燥されており、一般にサクサクとした歯ざわりを持つ。
[編集] 概要
焼き海苔などが、加工前の大きなサイズ(全形、約21cm×19cm)で販売されているのに対して、8切り(5cm×10cm)や12切り(3.5cm×10cm)程度にカットされた小片が複数枚(5枚程度)セットになって包装された状態で販売されていることが多い。
加熱乾燥されており、パリパリとした食感であるが、唾液などの水分により溶け出した調味料が口の中で広がる。 ただし、味付けに用いられている調味料により、調味されていない製品と比較して吸湿性が高まっており、パリパリとした食感を楽しみたい場合には、食べる直前に開封することが要求される。また、開封後しばらくすると湿度によって溶け出した調味料により、海苔同士が張り付く、取り上げる際に調味料が手に付着するなど扱いにくくなる。
一般に甘味および塩分の強いたれにより調味されているため米飯との相性は良い。卵かけ御飯等とともに食べる際には、小片のまま米飯を包むようにしたり、かき混ぜ易くするために一辺が1センチ程度になるように手で揉みつぶして上部にまぶされる。
また韓国のりと呼ばれる製品はごま油と塩で味付けされており、ごま油の香ばしい香りとサクサクとした歯ざわり、パラリとした口どけ感が楽しめる。
[編集] 加工方法
味付けは、板状に加工された海苔を加熱乾燥させる機械である一次焼機と二次乾燥機の間で、ローラー面に塗布された調味料によりなされる。
[編集] 関連項目
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