台北捷運木柵線
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木柵線(もくさく/ムージャーせん、注音: ㄇㄨˋ ㄓㄚˋ ㄒㄧㄢˋ、ピン音: Mùzhàxiàn、英記:Muzha line)は、台北市中心部から台北市南東部の木柵へと至る台北捷運の路線。路線のイメージカラーで棕線とも呼ばれる。
1996年3月に開通した台北市で最初の捷運路線であり、他の台北捷運の路線と違い、新交通システムによる運行を行っている。路線の全長は、10.5km。現在建設中の内湖線に直通運転する予定で、完成後は、木柵-台北市中心部-松山機場-内湖-南港を結ぶ、新交通システムによる鉄道路線となる。
目次 |
[編集] システム
木柵線は新交通システムの1種であるマトラーVALシステムを採用し、客車2輌を連結した1編成を組み合わせ、4輌編成での運行が行なわれている。現在木柵線のホームは6輌編成に対応して設計されており、将来の輸送需要の増加に対応することを設計段階で考慮されている。この他、棕線が全線開通すると、木柵線は内湖線で採用されるカナダボンバルディア社(Bombardier)のCITYFLO650自動列車制御システムに対応させるために順次改造が行われる予定である。
[編集] 料金
全線の料金はNT$20~NT$30であるが、悠遊卡を利用するとNT$16~NT$24と割引を受けることができる。
[編集] 区間料金
中山国中 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
20 | 南京東路 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
20 | 20 | 忠孝復興 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
20 | 20 | 20 | 大安 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
20 | 20 | 20 | 20 | 科技大楼 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
20 | 20 | 20 | 20 | 20 | 六張犁 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
25 | 20 | 20 | 20 | 20 | 20 | 麟光 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
25 | 25 | 25 | 20 | 20 | 20 | 20 | 辛亥 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
30 | 25 | 25 | 25 | 20 | 20 | 20 | 20 | 万芳医院 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
30 | 30 | 25 | 25 | 25 | 20 | 20 | 20 | 20 | 万芳社区 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
30 | 30 | 25 | 25 | 25 | 20 | 20 | 20 | 20 | 20 | 木柵 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
30 | 30 | 30 | 25 | 25 | 25 | 20 | 20 | 20 | 20 | 20 | 動物園 |
[編集] 沿革
木柵線の計画段階では、南段は新光路から南向して秀明路を進み、木柵路、興隆路、辛亥路を経由し辛亥駅通過後に現行路線に接続する予定であった。その後新光路かた直接景美渓を越え、万芳路、興隆路、辛亥路を経て辛亥駅に至るルートに変更された。北段は現行の和平東路三段を経由する以外に下記のルートが検討された。
- 和平東路二段-復興南路-復興北路-慶城街-敦化北路-松山機場
- 和平東路二段-敦化南路-敦化北路-松山機場(都市景観に与える影響が大きく住民から反対された)
- 和平東路三段-基隆路-光復南路-光復北路-松山機場(光復北路が直線でなくまた道路幅も不十分)
数次にわたる検討の後、復興南北路案が採用された。また将来建設される内湖線との連絡をも考慮され、民権東路から松山機場間及び松山機場駅の設置計画が取り消され、これらは内湖線建設計画の中にゆだねられることとなった。
木柵線は元来1991年12月に開業する予定であったが、技術問題が続発し1996年の開業となった。1994年に台北市長に就任した陳水扁は「馬特拉不拉,我們自己拉(マトラーが動かなければ我々が動く)」を合言葉に、計画ではフランスマトラー社が製造した車輌を使用するよていであったが、ドイツシーメンス社から技術導入を実施した。
- 1996年2月27日:木柵線の民間試乗会が行なわれる
- 1996年3月28日:木柵線全線が開業
[編集] 駅一覧
駅名称 | Station Name | 所在地 | 接続駅 | |
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木柵線 | ||||
←接続予定 ■内湖線直通運転 | ||||
中山国中 | Zhongshan Junior High School Jhongshan Junior High School |
台北市 | 中山区 松山区 |
|
南京東路 | Nanjing East Road | ■緑線(松山線) | ||
忠孝復興 | Zhongxiao Fuxing Jhongsiao Fusing |
大安区 | ■藍線(板南線) | |
大安 | Daan Da-an |
■紅線(信義線) | ||
科技大樓 | Technology Building | |||
六張犁 | Liuzhangli Lioujhangli |
大安区 信義区 |
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麟光 | Linguang | |||
辛亥 | Xinhai Sinhai |
文山区 | ||
万芳医院 | Wanfang Hospital | |||
万芳社区 | Wanfang Community | |||
木柵 | Muzha Mujha |
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動物園 | Taipei Zoo | ■台北捷運環状線 |
[編集] 外部リンク
台北捷運の路線 |
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■ 棕線 : 内湖線 | 木柵線 |
■ 紅線 : 淡水線 | 信義線 | 新北投支線 |
■ 橘線 : 新荘線 | 中和線 | 蘆洲支線 |
■ 緑線 : 松山線 | 新店線 | 小碧潭支線 |
■ 藍線 : 板南線 | 土城線 |
■ 黄線 : 環状線 |
■ 紫線 : 中正機場捷運 |