南国育ち
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南国育ち(なんごくそだち)は、オリンピアから発売されたストックタイプの沖スロ。ただし、25パイも発売され、こちらはパネル違いが6ヴァリエーションある。略称「南国」もしくは「育ち」。
オリンピアの沖スロと言えばパトロット(パトライト)ということで、南国育ちにも当然のごとく搭載され、「チカ!」とライトが点灯したり、「キュイーン!」と音が鳴ったりすることでボーナスを告知する。そして沖スロには珍しくリプレイはずしがかなりの効果をもつ。
ボーナス放出条件は
- 設定により異なる解除抽選に当選(毎ゲーム抽選が行われている)
- 純ハズレ成立
- 天井ゲーム数に到達(4つの通常モードのうち3つは996G、一つは6000G)
の3通り。告知予定ゲームで小役フラグが成立すると告知が先送りされるので小役が連続するほどボーナス放出の期待が高まる仕組みである。また,遅れも搭載されている。
BIGでは3回目のJACゲーム、REGではそのJACゲームの8ゲームのうちでリール窓の左側にある蝶の絵(バタフライランプ)が点灯したら(キラリーンという効果音あり)、1ゲーム連チャンが確定する(これを「蝶が飛ぶ」という)。またボーナス終了後1Gで告知されても「飛ぶ」。これは内部的には2つの1G連モードのどちらかに入っていることを意味し、2つのモードの間を行き来している間は蝶が飛び続ける。
通常時は4つのモードを行き来し,ボーナス放出ごとにモード移行の抽選をしているが、ボーナスの単発が続けば続くほど1G連モードに入る確率が高いモードに移行している場合が多いため蝶が飛ぶ期待感が増していく。このことを「蝶が育つ」などという。また,設定6に関しては初当たりが速く1G連は3連までが多いという傾向があり(稀に3連以上する)、おおむね単発2回から3連、というパターンを繰り返すのでわかりやすい。
2006年9月頃をもって検定期限が切れるために全国の遊技場からは惜しまれつつ撤去された。なお『南国育ち』の撤去とほぼ時を同じくして、後継機種として5号機の『南国娘』が登場している。