初切
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初切、初っ切り(しょっきり)とは相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する見世物。相撲の取組の前に決まり手四十八手や禁じ手を紹介するために江戸時代から行われていたが、現在では大相撲の花相撲や巡業などで見ることができる。
幕下以下の力士二人と行司が土俵にあがり、禁じ手を紹介する。例えば相手を蹴り倒したり、力水を吹き掛けたりする。普段の取組では見られない滑稽さから人気が高く、これを見る為に巡業先に足を運ぶ者も居る。蛇足ではあるが弓取式同様に、この初切をやった力士は出世できないというジンクスが存在した(統計を取ったわけではなく、あくまで俗説)。ただしこの悪い縁起も栃錦清隆が横綱に、出羽錦忠雄が関脇に昇進したことで破られたと考えられている。
幕下以下の力士でも初切では大銀杏を結うことが許されている。
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