公立大学
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公立大学(こうりつだいがく、英: public university)とは、公立学校である大学のことである。
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[編集] 日本における公立大学
[編集] 概要
日本において公立大学とは、地方公共団体(公立大学法人を含む)の設置する大学である。2005年4月1日現在で73の大学がある。(大正期に大学令が公布されてから第二次世界大戦後の学制改革まで存在した大学令による公立大学については、旧制大学を参照のこと。戦後設立の医科大学と後に官立・国立に移管された大学を除き、後身校が現在公立大学として存在するのは京都府立医科大学、大阪商科大学の後身大阪市立大学の2大学のみである。)
公立大学に関する管理および執行については、地方公共団体の長(都道府県知事、市町村長、地方公共団体の組合の管理者など)が行い(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第24条第1項第1号)、教育委員会は、直接関与しない。
[編集] 種類
- 都道府県立の大学(公立大学法人によるものを除く)
- 市立の大学(公立大学法人によるものを除く)
- 組合立の大学
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- 釧路公立大学(釧路公立大学事務組合)
- 公立はこだて未来大学(函館圏公立大学広域連合)
- 青森公立大学(青森地域広域事務組合)
- 宮崎公立大学(宮崎公立大学事務組合)
[編集] 公立大学の入学試験
公立大学の一般入試は、国立大学と同様にセンター試験の受験が必須となっている(岩手県立大学のソフトウェア情報学部のようにセンター試験を課さない大学もある)。ただし、国立大学とは異なり、受験必須教科の数を低く抑えることで広範囲の学力負担を軽減させている大学が多く見られる。
[編集] 日本国外における主な公立大学
- アメリカ合衆国(アメリカ合衆国に国が設置している大学はなく、州立大学が日本の国立大学に相当している。)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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