八溝山
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八溝山(やみぞさん)は、茨城県・栃木県・福島県の県境にある標高1,022mの山。茨城県の最高峰。
山頂に八溝嶺神社が、八合目に日輪寺(板東二十一番札所(坂東三十三箇所))がある。久慈川の源流の山。阿武隈山地で3番目に高い山(大滝根山1,192m、天王山1,057m、八溝山1,022m)。八溝川湧水群がある。八溝五水(金性水、鉄水、龍毛水、白毛水、銀性水)が、日本の名水百選に選ばれている。樹木はブナ、ダケカンバ、カエデ、ミズナラ、スギなど。
山葵、お茶、鮎などが採れる。800年頃、金の産出があったという。
保護林の八溝山天然林がある(八溝山天然林保存会)。
登るには、麓から山登りを楽しむ方法もあるが、八合目に駐車場・トイレ(旧参道入口)がある。山頂に有料の展望台がある。山頂まで舗装された林道(八溝林道)があり、車で頂上まで上がっても行ける。ただし、細く急なカーブ、勾配もあり、運転には注意が必要。
公共交通機関で行く場合は、JR水郡線常陸大子駅下車、バスで蛇穴まで約45分、蛇穴から山頂まで徒歩約3時間。
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