八広駅
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八広駅(やひろえき)は、東京都墨田区八広6丁目にある京成押上線の駅。
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[編集] 駅構造
2面3線の高架駅である。追い抜き設備あり。 荒川の橋梁の架け替え工事によって、線路が付け替えられたのに伴い、2001年9月15日のダイヤ改正から追い抜き線の使用が開始された。普段は、片面ホームの1番線が上り線ホーム、島式の2・3番線はそれぞれ2番線が下り線ホーム・3番線は予備ホームとなるが、平日朝ラッシュ時の上り線の追い越し線使用時は1番線を通過線にして、2番線に押上方面の電車が停車し青砥方面は3番線を使用する。平日の夕ラッシュ時にも下り線に八広で通過待ちを行う電車が数本存在するが、その場合追い抜く電車は2番線を通過し、追い越される電車は3番線を使用する。
この特殊な構造ゆえ非常時には当駅折返し運転が可能で、その実績もある。
[編集] 駅周辺
[編集] 路線バス
[編集] 利用状況
2005年度の1日平均乗降人員は9,067人である。
[編集] 歴史
- 1923年(大正12年)7月11日 荒川駅として開業
- 1994年(平成6年) 4月1日八広駅に改称
- 1997年(平成9年) 1番線ホーム(押上方面)が高架化
- 1999年(平成11年) 2番線ホーム(青砥方面)が高架化
- 2001年(平成13年) 3番線ホーム(副本線)が完成、追い抜き設備が完成
[編集] 駅名の由来
- 開業当初から長い間荒川駅と名乗っていた。荒川(当時は荒川放水路)の土手上に位置していたのがその理由。
- 八広は地名から採った。荒川駅だと荒川区に位置するものと誤解されるため、誤乗を防ぐためだとも言われた。
なお、八広は元々吾嬬町といい、1965年12月1日住居表示に伴い、寺島町6丁目・8丁目、隅田町4丁目と吾嬬町西5~9丁目の8丁を併せて成立したため「八」の字を採り、その字体から「末広がり」の縁起を担いで命名された。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
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