兎の眼
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『兎の眼』(うさぎ-め)は日本の小説家灰谷健次郎による長編小説、及びその小説を原作として作られたドラマもしくは映画作品である。「兎の目」と誤記されることもあるが、正確な表記は「兎の眼」である。
目次 |
[編集] 概要
ゴミ焼却場のある町の小学校で、大学を卒業したばかりの小谷(こたに)先生と子供たちが共に過ごす中で互いに成長していく姿が描かれた作品。ほとんどしゃべらないがハエの生態に詳しい鉄三を始めとする個性的な小学生たちや、戦争経験があるバクじいさんを始めとする様々な大人の姿が、教師経験を持つ灰谷の筆によって鮮やかに描かれている。
[編集] 小説版
- 1978年に理論社から刊行
- 1980年には「理論社の大長編シリーズ」として刊行
- 1988年には「日本の児童文学名作版」として刊行
- 1996年には「理論社の文芸書版」として新装版が刊行
- 1983年にフォア文庫から文庫版として刊行
- 2004年には「フォア文庫愛蔵版」として刊行
イラストは、理論社版(文芸書版を除く)では長谷川知子が、フォア文庫では長新太がそれぞれ手掛けている。
[編集] ドラマ版
1976年にNHKの少年ドラマシリーズでドラマ化された。
[編集] 映画版
1979年に壇ふみ主演で映画化された。2005年にはDVDが発売された。
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