伊号第一七潜水艦
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伊号第一七潜水艦は大日本帝国海軍の巡潜乙型潜水艦の一隻。アメリカ合衆国本土を艦載砲で攻撃した最初の潜水艦として知られる。
[編集] 概要
竣工は1941年1月24日に横須賀の海軍工廠で行われた。太平洋戦争(大東亜戦争)開戦時には第六艦隊第一潜水戦隊に所属し、真珠湾攻撃に後詰めとして参加した。その後は通商破壊の任務につき2隻の船(「サモア」、「ラレー・ドネー」)を撃沈した。
1942年(昭和17年)2月24日、アメリカ合衆国カリフォルニア州のエルウッド精油所を艦載の12cm砲で砲撃した。帰途にタンカー1隻と輸送船1隻を撃沈し、その後も通商破壊や偵察任務などについたが、8月10日以降消息不明に。実際は8月19日にオーストラリア海軍の攻撃によりヌーメア湾にて戦没した。若干名の生存者がいたとされる。
[編集] 関連項目
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