伊予鉄道城南線
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伊予鉄道城南線（いよてつどうじょうなんせん）は、愛媛県松山市の道後温泉駅から西堀端駅まで、および平和通一丁目駅から上一万駅までを結ぶ伊予鉄道の軌道路線。
坊っちゃん列車の運転区間の殆どを占め、市民や観光客の重要な交通機関となっている。
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[編集] 路線データ
- 路線距離（営業キロ）：道後温泉～西堀端間3.5km、平和通一丁目～上一万間0.1km
- 軌間：1067mm
- 駅数：11駅（起終点駅含む）
- 複線区間：道後温泉～西堀端間複線、平和通一丁目～上一万間単線
- 電化区間：全線電化（直流600V）
- 閉塞方式：自動閉塞式（平和通一丁目～上一万間のみ）
[編集] 運行形態
- 1 環状線（松山市駅前～松山駅前～木屋町～上一万～大街道～松山市駅前）
- 2 環状線（松山市駅前～上一万～大街道～木屋町～松山駅前～松山市駅前）
- 西堀端～南堀端間、南堀端～上一万～平和通一丁目間を通る。
- 3 市駅線（松山市駅前～大街道～上一万～道後温泉）
- 坊っちゃん列車（松山市駅前～西堀端～大街道～上一万～道後温泉）
- 南堀端～道後温泉間を通る。
- 5 JR線（松山駅前～西堀端～大街道～上一万～道後温泉）
- 6 本町線（本町六丁目～西堀端～大街道～上一万～道後温泉）
- 坊っちゃん列車（古町～松山駅前～西堀端～大街道～上一万～道後温泉）
- 西堀端～道後温泉間を通る。
[編集] 歴史
1907年、松山電気軌道により標準軌の単線で開通。開通時はこの区間に12停留所があったが、南堀端～市役所前間の「榎前」停留所が後に廃止されている。
1921年、伊予鉄道が松山電気軌道を吸収合併し、1923年に軌間を1067mmの狭軌に改軌、上一万の立体交差を廃止。（旧道後鉄道線を廃止したので必要が無くなった。）その後、幹線街路の拡幅に伴い、複線区間を延長して現在に至る。
- 1907年3月 松山電気軌道により開通。
- 1921年4月1日 伊予鉄道が松山電気軌道を合併。
- 1923年6月30日 江ノ口～道後温泉間の軌間を1435mm（標準軌）から1067mmに改軌。
- 1926年5月2日 一番町～勝山町が経路変更し複線化、勝山町～道後温泉間が複線化される。
- 1927年11月1日 江ノ口～萱町間廃止。
- 1929年4月1日 古町～萱町間開業。
- 1936年5月1日 西堀端～裁判所前（現在の県庁前）間複線化。
- 1946年8月19日 古町～萱町～本町～西堀端間休止認可。
- 1948年7月1日 古町～萱町～本町～西堀端間廃止。代わって本町線開業。
- 1949年3月5日 県庁前～一番町間複線化。
[編集] 駅一覧
道後温泉駅 - 道後公園駅 - 南町駅 - 上一万駅 - 警察署前駅 - 勝山町駅 - 大街道駅 - 県庁前駅 - 市役所前駅 - 南堀端駅 - 西堀端駅
- 太字は、坊っちゃん列車停車駅
