仏生山工場
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仏生山工場(ぶっしょうざんこうじょう)は高松琴平電気鉄道において琴平線、長尾線所属車両の検査、改修等を行う車両基地。仏生山検車区とも呼ばれ、前述の両線の車庫機能も備えている。仏生山駅を挟んで両側に工場と留置線が設置されており、北側の検車・車庫施設は通称『北工場』、南側の検車・車庫施設は『南工場』と呼称される。車輪研磨装置等の重要検査設備は北工場に、洗車機つき洗浄線などの保守管理設備は南工場に 配置されている。車両の入換や事故発生時に出動するデカ1形電動貨車は、通常北工場の留置線に留置されている。尚、毎年12月頃行われる『仏生山工場まつり』で公開されるのは北工場のみで、基本的に一般客は南工場に入ることが出来ない。これは南工場で通常の車両入換や出入庫を行うためである。但し、『列車に乗っての洗浄線通過体験』などに参加すれば、南工場内に入ること自体は可能なようである。
また志度線車両は通常今橋工場で検査業務を行うが、台車の重要な検査時等はトレーラーに積載して運び込み、仏生山工場で整備を担当する。そのため、線路が琴平線とつながっていない志度線車両の車体にも、検査場所が仏生山工場と記述されている。
仏生山駅の旅客用トイレは水洗化されているが、工場内に2箇所あるトイレはどちらも汲み取り式である。
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