上野 (上田市)
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上野(うえの)とは、上田市の神科地区を構成する一地区。東西に上信越自動車道が横断していて、近年急速な発展を遂げた。平成12年(2000年)国勢調査時の世帯数は1241世帯で、人口は3652人。
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[編集] 地理
上野はさらに伊勢山・神科新屋・富士見台に分けられる。(長島の一部を含める場合もある)。
[編集] 産業
- 農業:林檎、米の生産が主に行われる。昔は桑の栽培が盛んだったが、住宅地が増えた影響で今では僅かにしか残ってない。
- 商業:国道144号(特にしなの木通り)の周辺にある飲食店など。
- 工業:特に目立った特長なし。
[編集] 歴史
- 戦国時代頃 村上義清が戸石山に戸石城(飯縄城、伊勢山城、米山城の複合城郭)を建てる。
- 明治10年(1877年)3月に小県郡の伊勢山村、新屋村が合併し小県郡上野村となる。
- 明治22年(1889年)4月1日市町村制施行に及び小県郡の住吉村、古里村、上野村、上田町の旧山口村が合併し小県郡神科村となる。
- 小県郡神科村は、昭和32年(1957年)8月1日に上田市に編入し、上田市上野となった。
[編集] 交通
国道144号が南北に通っている。
[編集] 教育
小学校(上田市立神科小学校)と中学校(上田市立第五中学校)がそれぞれ1校ずつある。その他に上野が丘公民館と上野が丘社会体育館といった公共施設、玄蕃山公園がある。