上毛電気鉄道100型電車
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上毛電気鉄道100型電車は、上毛電気鉄道の車両。1928年(昭和3年)の上毛線開業当時より運行をしている。
[編集] 概要
川崎車両で計4両4編成製造され、今では数少ない釣り掛け駆動の電車である。
現在は第1編成である101型が動態保存されている。年に数回の臨時列車や、バラスト散布のための工事列車の牽引機として走行している。また、大胡駅の構内にはすでに廃車されたデハ104型が留置されており、2006年5月27・28日の大胡車両区のイベントに合わせ再塗装されている。
100型電車は主に、第1編成である101型を指し、1両1編成の電動車であることから『デハ101』とも呼ばれている。
運行開始当時と現在の101型では、乗客の乗降用のドアの数が片側3ヶ所(乗務員室ドアなし)から片側2ヵ所(乗務員室ドア前後2ヵ所)に、胴体改造されたり、車台を貨物列車牽引のために変更されている。それ以上に車体の塗装変更は目まぐるしく、運行当初は茶色(ぶどう色)であったのが、黄色、ライトグリーンと白のラインに変更されたが、現在では、運行開始当時と同じ茶色になっている。
現在、デハ101型は群馬県近代化遺産に登録されている。
[編集] 諸元
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[編集] 歴史
- 1928年 運行開始
- 1956年 車両胴体の更新。これにより、ドアの数、およびドアの位置を変更。
- 1963年 塗装を黄色に変更。
- 1980年 102型、103型廃車。
- 1992年 塗装をライトグリーン、白のラインに変更。
- 1995年 塗装を運行開始当時と同じ、茶色(ぶどう色)に変更。
- 1997年 すでに休車状態であった104型が廃車。
- 1997年 101型による1日1往復の定期運行を終了。
- 2006年 104型が整備される。
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