三色旗
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三色旗(さんしょくき)とは、三色の帯で構成された旗のこと。トリコロール(Tricolour)とも呼ばれる。最も著名なものはフランスの国旗であり、狭義にはそれを指す。
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[編集] 概要
三色の水平および垂直の帯で構成されている旗である。国旗として用いられることが多い。最も古い三色旗は、オランダの国旗であり、16世紀から用いられている。変形として、三色旗の中央に紋章を入れているものもある。
[編集] 三色旗の例
[編集] 縦分けパターン
- フランスの国旗
- イタリアの国旗
- アイルランドの国旗
- ルーマニアの国旗・チャドの国旗 - 1990年以降は縦横比・配色ともに全く同一。
- マリの国旗 - 緑・黄色・赤の3色は汎アフリカ色とよばれる。国によって縦分けと横分けが存在する。
[編集] 横分けパターン
- オランダの国旗
- イエメンの国旗 - 赤・白・緑・黒はイスラム文化圏に共通の配色。
- ロシアの国旗 - 青・白・赤の横分けパターンを「汎スラブ色」といい、国によって配列が異なる。ブルガリアの国旗では青の代わりに酪農国のシンボルとして緑が使用されている。
[編集] 特殊なパターン
- チェコの国旗 - 汎スラブ色の青・白・赤を用いるが配色は他のスラブ諸国と大幅に異なる。