一柳直家
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一柳 直家(ひとつやなぎ なおいえ、慶長4年(1599年) - 寛永19年5月29日(1642年6月26日))は、播磨小野藩の初代藩主。父は一柳直盛。母は稲葉氏。正室は大納言・高倉永慶の娘。官位は従五位下。美作守。
1599年、伏見に生まれる。大坂の陣では徳川方に与して戦功を挙げた。このことから播磨小野や伊予国内に2万8600石を与えられ、播磨小野藩の初代藩主となった。直家には娘しかいなかったため、1642年に死ぬ寸前、小出吉親の次男・一柳直次を婿養子として迎えることで後を継がせ、同年5月29日に死去した。享年44。墓所:東京都渋谷区広尾の祥雲寺。
死後、直次の家督相続は末期養子であるとして、小野藩の所領は1万石に減らされることとなった。
- 小野藩一柳氏歴代当主
- ?年 - 1642年
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- 先代:
- 初代
- 次代:
- 一柳直次