ヴォルデマール・バルギール
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ヴォルデマル・バルギール(Woldemar Bargiel, 1828年10月3日 - 1897年2月23日)はドイツの作曲家。ベルリン出身。クララ・シューマンの異父弟である。
目次 |
[編集] 略歴
ジークフリート・ヴィルヘルム・デーンに音楽理論を学び、1849年にライプツィヒ音楽院で、モーリツ・ハウプトマンやイグナツ・モシェレス、ユリウス・リーツ、ニールス・ヴィルヘルム・ガーデらに師事。1864年からロッテルダムの音楽学校で教壇に立ち、1874年からベルリン高等音楽学校で教鞭を執った。著名な門弟にレオポルト・ゴドフスキーがいる。父親が違うものの、クララ・シューマンと仲が良く、生涯にわたって姉の人脈から影響を受け続けた。したがって、初期においてはメンデルスゾーンやシューマンらの影響のもとに、溌溂とした瑞々しい楽想を好んで書いたが、後年になってブラームスに影響され、表現に重厚さが加わるようになった。
[編集] 主要作品一覧
[編集] 管弦楽曲
- 演奏会用序曲《プロメテウス》作品16
- Ouvertüre zu einem Trauerspiel 作品18
- 演奏会用序曲《メデア》作品22
- 交響曲ハ長調 作品30
- ヴァイオリンまだはチェロと管弦楽のための《アダージョ ト長調》 作品38
- 管弦楽のための間奏曲 作品48(作品34の緩徐楽章が原曲)
[編集] 室内楽曲
- ピアノ三重奏曲 第1番 ヘ長調 作品6
- ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 作品10
- 弦楽八重奏曲 ハ短調 作品15a
- 弦楽四重奏曲 第3番 イ短調 作品15b
- ヴァイオリンとピアノのための組曲 作品17
- ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 作品20
- ピアノ三重奏曲 第3番 変ロ長調 作品37
- 弦楽四重奏曲 第4番 ニ短調 作品47
[編集] ピアノ曲
- 6つのバガテル 作品4
- 4手のための組曲 作品7
- 3つの性格的小曲 作品8
- 3つの幻想的小曲 作品9
- 4手のためのピアノ・ソナタ 作品21
- 組曲 作品23
- ト短調の組曲 作品31
- 7つの幻想的小曲 作品32
- ピアノ・ソナタ ハ長調 作品34
[編集] 声楽曲
- 三部合唱とピアノのための《春の歌》Frühlingslieder 作品39
- 詩篇 第61番 作品43
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 1828年生 | 1897年没 | ドイツの作曲家 | クラシック音楽関連のスタブ