ローリン・ヒル
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ローリン・ヒル(Lauryn Hill, 1975年5月25日 - )は、アメリカ合衆国の女性R&B歌手、女優。フージーズ(The Fugees)のボーカル。彼女の歌には、有色人種として、また女性としてのメッセージが込められており、その人物性やファッション性も注目される。 日本では安室奈美恵や倉木麻衣など多くの女性歌手が彼女のファンであり、倉木麻衣とはFIFA公式コンサート「コリア・ジャパンデー」で共演している。
[編集] 経歴
ニュージャージー州に生まれ、母は教師、父はコンピュータ・アナリストという中流家庭に育つ。幼い頃から教会で歌い、幼少期は俳優としてテレビドラマなどに出演。
1988年、ハイスクールでハイチ系移民の少年、ワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)と、彼の従兄弟、プラズ(Pras、本名:Prakazrel Michel)とフージーズを結成。
1992年、フージーズとしてRuffhouse Recordsと契約。
1993年、ウーピー・ゴールドバーグ主演の映画「天使にラブ・ソングを…2」に出演。
1994年、フージーズとして、アルバム「Blunted on Reality」でデビュー。
1996年、フージーズとしてのセカンド・アルバム「The Score」が全世界で1700万枚を売り上げる。
1997年、ボブ・マーレィの息子で元フットボール選手のローアン・マーレィとの間妊娠。これを機にソロ活動を開始。
1998年、男児を出産。同年発表されたソロアルバム「The Miseducation of Lauryn Hill」は全世界で 1200万枚を売り上げる。
1999年のグラミー賞では11部門にノミネートされ、最優秀新人賞、最優秀アルバムなど、女性アーティスト史上最多の5部門を制した。
- 1999年グラミー賞
- 「Album of the Year」
- 「Best New Artist」
- 「Best Female R&B Vocal Performance」
- 「Best R&B Song」
- 「Best R&B Album」
[編集] 日本公演
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