ロバート・E・ハワード
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ロバート・E・ハワード(Robert Ervin Howard,1906年1月22日 - 1936年6月11日)は、アメリカ・テキサス州ピースター生まれのSF作家、ファンタジー作家。
1924年、怪奇小説専門のパルプ雑誌「ウィアード・テールズ」(Weird Tales)に"Spear and Fang" が売れ、翌1925年にデビュー。
以後400編近い作品を次々に執筆し、さまざまなパルプ誌に発表。その内容はヒロイック・ファンタジー、幻想怪奇小説から、冒険小説、ハードボイルド、歴史冒険小説、西部劇、スラップスティック小説まで、非常な広範囲に及ぶ。
1932年、『英雄コナン』シリーズの第一作「不死鳥の剣」(The Phoenix on the Sword)がウィアード・テールズ誌に掲載される。
1936年、癌に侵された母親の危篤を知り、30歳の若さでピストル自殺。
怪奇幻想小説とアクションヒーローものを融合したヒロイック・ファンタジーの生みの親で、『英雄コナン』シリーズが有名。このシリーズの作品群は後にアーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画 『コナン・ザ・グレート』(1982年)、『キング・オブ・デストロイヤー』(1984年)とされている。
ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの親友で、『黒い碑』(The Black Stone) などのクトゥルフ神話作品も執筆している。オーガスト・ダーレス、クラーク・アシュトン・スミスらとの親交も厚かった。