ロバート・フリップ
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ロバート・フリップ(Robert Fripp, 1946年5月16日- )は、イギリス出身のミュージシャン、ギタリスト。プログレッシブ・ロックの代表的バンド、キング・クリムゾンのリーダーである。
バンド結成から現在に至るまで、キング・クリムゾンにおける主導権を握り続けている。時に強権的なまでのリーダーシップを執ることがあり、それがメンバー間に亀裂を生み出すことがあった。
1960~70年代のプログレッシブ・ロック・ムーブメントを支え、多くのアーティストに影響を与えてきた。インプロヴィゼーションを主体とした演奏方法で人気を博した。特に、デビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』(1969年)は非常に高く評価されている。
キング・クリムゾンでの活動以外にも、様々なアーティストと交流を持ってきた。デヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、ピーター・ガブリエル、トーキング・ヘッズ、ポリスのアンディー・サマーズらと音楽活動を共にしてきた。また「フリッパートロニクス」や「サウンドスケイプ」と呼ばれる、自身が開発した機材のライブ音源などを収録したソロ・アルバムも多数発表している。
[編集] ディスコグラフィー
- ソロ名義のアルバムに限る
- Exopsure(1979)
- God Save The Queen(1980)
- Let The Power Fall(1981)
- God Save the King(1990)
- Bridge Between(1994)
- 1999(1994)
- A Blessing Of Tears(1995)
- Radiophonics(1996)
- That Which Passes(1996)
- Gates of Paradise(1998)
- November Suite(2000)
- Love Cannot Bear(2005)
[編集] 関連項目
- プログレッシブ・ロック
- キング・クリムゾン
- ビル・ブラッフォード
- エイドリアン・ブリュー
- トニー・レヴィン
- ブライアン・イーノ
- アンディー・サマーズ