ロイ・ウッド
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ロイ・ウッド(Roy Wood、1946年11月8日 - )は、イギリス出身のミュージシャン。卓越した演奏技術と作曲能力で、多くのヒットソングを世に送り出してきた。
1968年にロック・バンド、ザ・ムーブの中心メンバーとしてデビューした。ポップ・センスが光る楽曲を制作し、短い活動期間ではあったがイギリスでは多くのヒットを生み出した。彼らは60年代のイギリスの前衛的グループとして一時代を築き上げた。その後、1972年にザ・ムーブは消滅(解散)し、ジェフ・リンらと共にエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)を名乗るようになる。
しかし、2枚目のアルバムを録音中に早くもELOを脱退。続いてソロ活動と並行する形で、1973年にウィザードというバンドを結成する。「I Wish It Could Be Christmas Everyday」などのヒット曲を生み出したが、このバンドもあまり長くは続かず、1975年に解散する。
ウィザード解散後、ロイはソロとして活動していく。あまり多くの作品を発表していないが、ほとんどがチャート上位に食い込んだ。80年代以降は表立った活動が行われていないが、2000年にウィザード名義でのニュー・アルバムを発表した。
[編集] ソロ・アルバム
- 1972 Boulders
- 1975 Mustard
- 1977 Super Active Wizzo
- 1979 On The Road Again
- 1986 Starting Up