リュウノウギク
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リュウノウギク | ||||||||||||||||
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リュウノウギク (丹沢山 2006年10月28日撮影) |
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分類 | ||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||
Chrysanthemum makinoi |
リュウノウギク(竜脳菊 学名:Chrysanthemum makinoi)はキク科キク属の多年草。いわゆる野菊の一つ。
本州(福島県・新潟県以西)・四国・九州(宮崎県)に分布し、山野の日当りのよい場所に生える。高さ30~80cmだが、真っ直ぐ立ち上がることは少なく、斜めに伸びるか、斜面から垂れ下がる。葉は卵形でやや切れ込む。株立ちになり、小さな群落を作る。花期は10~11月。
この名は、茎や葉の香りが、中国から伝わった竜脳(リュウノウジュから採れる精油)という香料に似ている事に由来する。