ユルィヨ・バイサラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユルィヨ・バイサラ(Yrjö Väisälä,1891年9月6日(グレゴリオ暦) - 1971年7月21日)はフィンランドの天文学者である。
バイサラは光学機器の分野で貢献した。光学要素の性能を測定する方法を改良し、初期の高性能なシュミット望遠鏡のいくつかを製作した。シュミット望遠鏡の発明者の一人とされることもある。バイサラの製作したシュミット望遠鏡はトゥルク大学で使われ、小惑星や彗星の探査に用いられた。
128個の小惑星の発見者であり、周期彗星の40P/バイサラ彗星を発見し、139P/バイサラ・オテルマ彗星の発見者の一人である。彼のグループは800個以上の小惑星を発見した。
彼の業績を記念して月のクレータと小惑星(1573)バイサラに彼の名前がつけられている。
カテゴリ: フィンランドの天文学者 | 小惑星発見者 | 1891年生 | 1971年没