ヤン・ヨーステン
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ヤン=ヨーステン・ファン・ローデンスタイン(Jan Joosten van Loodensteijn、1556年? - 1623年)は、オランダの航海士、朱印船貿易家。日本名は耶楊子。(教科書などで知られている「ヤン=ヨーステン」は名で、姓は「ローデンスタイン」である。)
オランダ船リーフデ号に乗り込み、航海長であるイギリス人ウィリアム・アダムス (三浦按針)とともに1600年豊後に漂着。徳川家康に信任され、江戸の丸の内に邸を貰い、日本人と結婚。彼の屋敷が東京・八重洲の語源である。東南アジア方面での朱印船貿易を行い、その後帰国しようとバタヴィアに渡ったが帰国交渉はできず、再び日本へ帰還中、乗船していた船がインドシナで座礁して溺死した。