モンターニャ・シウバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モンターニャ・シウバ(Montanha Silva、1977年2月4日 - )は、ブラジル出身のキックボクサー、総合格闘家。シッチ・マスター・ロニー所属。
[編集] 来歴
225cmと言う巨大な身長を持ち、「アマゾンの大巨人」と言う触れ込みで2003年に突如K-1のリングに現れた。
2003年6月のデビュー戦で武蔵と闘うも、K-1ルールでは反則である馬乗りパンチ(マウントパンチ)を行い、武蔵を失神させた。
K-1史上前代未聞のこの反則劇により、ファン・関係者から大顰蹙を買い、彼のK-1からの追放が叫ばれた。
ところが、彼が結局K-1から追放される事は無く、その後武蔵と再戦し(判定負け)、アーネスト・ホースト、セーム・シュルトなどと試合を行っている。
見る者を威圧するようないかつい風貌と長身とは裏腹に、ファイトスタイルは堅実で守り重視。
「モンスター路線」と時に揶揄されがちだった一時期(2003年~2004年)のK-1の代名詞的存在と言う見方もされ、さほど評価の高い選手ではない。
2005年3月にセーム・シュルトと対戦してKO負けを喫して以降、K-1が原点回帰の方針が取ったこと、また戦績が振るわないこともあってか、K-1のリングから消えている。
カテゴリ: ブラジルの総合格闘家 | ブラジルのキックボクサー | 1977年生 | 格闘技関連のスタブ項目