ミゲル・ムニョス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミゲル・ムニョス(Miguel Muñoz Mozún、1922年1月19日-1990年7月16日)は、スペインのサッカー選手・監督である。レアル・マドリーの黄金時代を選手として、監督として支えた人物であり、レアル・マドリー史上最も長期間にわたってトップチームを指揮した監督である。また、選手と監督の両方でチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げた史上初の人物としても知られる。(現在ではムニョスに加え、ジョバンニ・トラパットーニ、ヨハン・クライフ、カルロ・アンチェロッティ、フランク・ライカールトがこの偉業を果たしている)
[編集] 選手経歴
マドリー近郊の複数のジュニアチームでプレーした後、ログロニェス、サンタンデール、セルタ等でプレー。その後1948年にレアル・マドリーと契約。その後10年間にわたってプレーし、リーガ・エスパニョーラ優勝4回、ヨーロピアン・カップ優勝2回を経験した。スペイン代表選出も7キャップを数える。
[編集] 指導者経歴
レアル・マドリーの下部組織などで監督を務めた後、1960年にレアル・マドリーのトップチームの監督に就任。1973年まで監督を務め、その間、リーガ・エスパニョーラ優勝9回、コパ・デル・レイ優勝2回、ヨーロピアン・カップ優勝2回、インターコンチネンタルカップ優勝1回など華々しい実績を挙げている。その後グラナダ、エルクレス、ラスパルマス、セビージャ等で監督を歴任した後、1982年から1988年までスペイン代表監督。1984年ヨーロッパ選手権準優勝、1986年メキシコワールドカップベスト8の成績を残している。
カテゴリ: スペインのサッカー選手 | ラシン・サンタンデールの選手 | セルタの選手 | レアル・マドリードの選手 | スペインのサッカー指導者 | 1922年生 | 1990年没