マンションの一室の窓から見つめる女性
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マンションの一室の窓から見つめる女性( - のいっしつのまどからみつめるじょせい)は、都市伝説の一つである。
[編集] 内容
ある夜、ある男性がマンションの一室から美しく輝く星空を見上げていた。男性がふと向かいのマンションに目をやると、その部屋の住人らしき女性も同じく星空を見上げていた。その後も男性が夜空を見上げる日には必ず女性も夜空を見上げており、男性は次第に彼女に好意を持つようになる。
ある日、男性は彼女に会おうと決意し、向かいのマンションの彼女の部屋を訪ねる。扉を開けると、そこには窓際で首を吊って死んでいる彼女の姿があった。首を吊って死んでいる姿が、夜空を見上げているように見えていたのである。
[編集] バリエーション
バリエーションとして、道を歩いていた男性がふと誰かの視線を感じ、辺りを見回すとマンションの一室から女性が自分を見下ろしているというもの(結末は同じ)や、確かに彼女は自殺していたが、男性が彼女の存在に気付く以前に葬儀を終えていた、つまり男性が見ていた女性は幽霊であったという結末のものなどが存在する。
[編集] その他
「USOジャパン」、「渋谷怪談」などでも、この話が映像化している。
また、オリオン座を見つめる少女(あるいは女性)と呼ばれることもある。