マニプル州
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マニプル州(まにぷるしゅう、मणिपुर、Manipur)は、インド共和国北東端、ミャンマーに国境を隣接する州。中心都市インパール。2,2400平方キロメートル、1100,0000人。大部分を占める西のマニプル丘陵、東のレタ山脈などほぼ南北に走る標高1000~2000mの数条の山岳地帯と中央に介在するインパール盆地からなる。バラク川、マニプル川などの谷がある。住民はチベット、ビルマ系のメイト、ナガ、クキ族など焼き畑農業を営む山岳民が多い。ナガ族は北のナガ丘陵に階段耕作を営む定着的な民族、クキ族は南のチン丘陵などに住む移動的な民族である。彼らはマニプリ語を用い、ヒンドゥー化されたものが多い。農業が中心で、盆地の沖積平野や山岳地帯の段々畑で、主産物の米、麦、豆類が栽培される。工業は手工業で養蚕とマニプル手織り綿布は名高い。
1752年、土侯の一人アウランパヤーが、シュウェボを都として国の再統一に乗り出すと、アラカン、シャムとともに戦場となった。1944年、インパールを目指す日本軍が侵入した。
目次 |
[編集] 産業
- 米
- サトウキビ栽培
- 林業
[編集] 関連項目
- マニプリ語
[編集] 文学リンク
[編集] マニプルに関する資源豊富なウェブサイト
[編集] 外部リンク
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