フランクフルト国際空港
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フランクフルト国際空港 | |||
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IATA:FRA - ICAO:EDDF | |||
概略 | |||
空港種別 | 公共 | ||
運営者 | Fraport AG | ||
受け持ち | フランクフルト・アム・マイン | ||
Daylight Savings Time | Last Sun in Mar to Last Sun in Oct | ||
海抜 | 364ft (111m) | ||
位置 | 北緯50度01分35秒東経08度32分35秒 | ||
滑走路 | |||
方向 | 全長 | 表面 | |
ILS | m×幅 | ||
07L/25R | YES | 4,000×45 | 舗装 |
07R/25L | YES | 4,000×60 | 舗装 |
18/36 | NO | 4,000×45 | 舗装 |
フランクフルト国際空港( -こくさいくうこう、ドイツ語:Flughafen Frankfurt am Main)はドイツのフランクフルト・アム・マインにあるドイツ最大の空港である。空港コードはFRA/EDDF。 統計の新旧にもよるが、ヨーロッパでは、ロンドンのヒースロー国際空港に次ぎ、二番目または三番目に大きい空港である。世界における国際線の主要なハブ空港のひとつである。空港の運営はフラポート株式会社(Fraport AG)が行っている。
ドイツのフラッグ・キャリアであるルフトハンザ航空がメインハブ空港として使用している。しかしフランクフルト国際空港の受け入れ能力不足のため、事情が許す場合、ルフトハンザはミュンヘンのフランツ・ヨーゼフ・シュトラウス国際空港にも輸送を振り分けている。
フランクフルト国際空港からの発着先は、現在のところロンドンのヒースロー国際空港からの発着先より多い。しかし旅客の輸送量では依然としてヒースロー国際空港が優位にあり、フランクフルト国際空港はこの点でパリのシャルル・ド・ゴール国際空港に並んでいる。2003年にフランクフルト国際空港を使用した旅客は48,351,664名に上るが、ヒースローでは63,487,136名、ド・ゴール空港では48,220,436名である。航空機の移動に関しては、同年フランクフルト空港を発着した航空機は458,865機でヨーロッパ第3位である(ド・ゴール空港で515,025機、ヒースローで463,650機)。貨物輸送では、フランクフルトの扱い量は1,650,476メートルトンでヨーロッパ第2位である(ド・ゴール空港で1,723,700トン、ヒースローで1,300,420トン)。
シャルル・ド・ゴール国際空港との競争では、フランクフルトをド・ゴール空港が近い将来引き離すと予想される。ド・ゴール空港が将来拡張可能なように設計されているのに対して、フランクフルトは市街地に近いためである。とはいえ、フランクフルト空港にも新しい滑走路の敷設とエアバスA380を就航可能にする修正工事を伴う拡張が計画されている。
目次 |
[編集] 歴史
ライン=マイン空港および空軍基地として1936年に開設された。第二次世界大戦中は、ベルリンのテンペルホーフ国際空港に次ぎ、ドイツ第2の空港として活躍した。戦後はベルリン空輸で西ドイツ政府の主要な輸送基地として使われた。
1959年、アリアナ・アフガン航空のアリアナ空港701便(機体はボーイング727)がロンドン近郊のガトウィック空港にフランクフルト国際空港から向かう際、民家に墜落し、66名の乗客・乗員のうち50名が死亡した。地上では2名が死亡した。
フランクフルト国際空港が国際的なハブ空港として使われるようになるのは、1972年に乗客用の新ターミナル(現在のターミナル1)が開設されてからである。
[編集] 航空管制
種類 | 周波数 | 運用時間(JST) | その他 |
CLR | 121.9MHz | 24時間 | |
GND | 121.8MHz | 24時間 | |
DIR | 118.5MHz,124.2MHz,375.45MHz | 24時間 | |
LANGEN INFO | 119.15MHz,359.3MHz | 24時間 | |
LANGEN RDR | 118.45MHz,120.15MHz,120.8MHz,126.55MHz,136.125MHz | 24時間 | |
APN | 121.7MHz,121.85MHz,121.95MHz | 24時間 | 東方面は121.95MHz 西方面は121.7MHz 南方面は121.85MHz |
ATIS | 118.025MHz,118.725MHz | 11:50~09:50 |
[編集] 航空保安無線施設
局名 | 種類 | 周波数 | 識別信号 |
FRANKFURT | VOR | 114.2MHz | FFM |
FRANKFURT | TACAN | FFM | |
FRANKFURT | NDB | 382KHz | FW |
FRANKFURT | DME | FRD |
[編集] 構造と機能
フランクフルト国際空港には2つの旅客用ターミナルがあり、回廊、新交通システム、バスで連結されている。
[編集] ターミナル1
ターミナル1は1972年5月14日にオープン。A,B,Cの三つのコンコースがある。スターアライアンス各社はこのターミナル1に発着する。ルフトハンザはコンコースA、全日本空輸はコンコースBを使用している。
[編集] コンコース A
- アディリア航空
- エア・バルティック
- エア・ドロミティ
- エアワン
- オーストリア航空
- Bmi ブリティッシュ・ミッドランド航空
- ルフトハンザ航空
- レキスエア
- スカンジナビア航空
- スピン・エア
- チロリアン航空
[編集] コンコース B
[編集] ターミナル2
ターミナル2は1994年10月24日にオープン。D,Eの二つのコンコースがある。日本航空はコンコースDを使用している。
[編集] コンコース D
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
空港情報 (EDDF) |
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