ピーター・ハイアムズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピーター・ハイアムズ(Peter Hyams, 1943年7月26日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の映画監督。父親はブロードウェイのプロデューサーだった。
1974年の映画『破壊!』でテビュー。1978年の『カプリコン・1』がヒットし注目された。以後『アウトランド』(1980年)、『2010年』(1984年)、『カナディアン・エクスプレス』(1990年)などを監督した。
報道写真出身の映画監督スタンリー・キューブリックに私淑し取り組んだ『2010年』と『カナディアン・エクスプレス』の2本では監督・製作・脚本・撮影を兼任。ヒットメーカーとは言えないが、企画段階からトラブルが相次いだ『エンド・オブ・デイズ』もその器用さが買われてなんとか形にしている。ただし『カナディアン~』以来自分の脚本で取り組んだ作品が無く、「職人監督」や「やっつけ仕事」と揶揄する向きもある。 自作の登場人物や企業名などに妻の旧姓である「スポタ」の名前をつけることでも知られている。
[編集] 主な作品
- カプリコン・1 -Capricorn One (1977)
- ハノーバー・ストリート/哀愁の街かど-Hanover street (1979)
- アウトランド -Outland (1981)
- 2010年 -2010 (1984)
- プレシディオの男たち -The Presidio (1988)
- カナディアン・エクスプレス -Narrow Margin (1990)
- タイムコップ -Timecop (1994)
- レリック -The Relic (1997)
- エンド・オブ・デイズ -End of Days (1999)
- サウンド・オブ・サンダー -A Sound of Thunder (2004)
カテゴリ: アメリカ合衆国の映画監督 | ニューヨーク州の人物 | 1943年生