ビーフステーキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビーフステーキ(beef steak)は、適当な厚さに切った牛肉をフライパンや熱した鉄板の上で、あるいは炭火で焼いた肉料理の総称。語源となったフランス語のビフテキ(bifteck)、あるいは単にステーキとも。かつては「ビステキ」または「ビフテキ」と略され、夏目漱石や和辻哲郎の作品にも記されている。
目次 |
[編集] 焼き加減
焼きが少ない順に、それぞれ以下のように呼ばれる。
- ブルー
- レア
- ミディアムレア
- ミディアム
- ミディアムウェルダン
- ウェルダン(ウェルダムは間違い)
[編集] 部位
使用する肉の部位によって様々な名称がつけられる。
- サーロイン
- テンダーロイン(フィレ・ヘレ・ヒレ)
- シャトーブリアン
- ヒレ・ミニョン
- ランプ
- ティーボーン
- リブ
[編集] 調理法
調理法(肉の切り方、ソースなど)によっても名称が異なるが、基本的なステーキの焼き方について記しておく。
- 筋をとる
- 塩、コショウで下味をつける、この際なるべくコショウから先に振っておく、塩を先に振ると余計に水分が抜けるからだ。さらに焼く15分程度前にコショウを振っておくとより臭みが抜ける。
- 油(牛脂など)をフライパンに敷き、強火で焼く。焼き加減は好みによるが、普通は肉汁が出たぐらいでひっくり返すと良い。
- 皿に盛るなどしてフライパンから上げる。このとき肉が硬くなっているので少々肉を休ませる。
- シャリアピンステーキ - 摩り下ろしたタマネギに漬け込んで肉を柔らかくしたマリネステーキの一種。
- 和風ステーキ - 醤油やポン酢、大根おろし、ワサビなどが使われる。
- 中華風ステーキ - 中国醤油、黒酢、生姜などが使われる。
- サイコロステーキ - 肉をサイコロ状に切って焼いたもの。箸でも簡単に食べられる。
[編集] 関連事項
カテゴリ: 肉料理 | 食文化関連のスタブ項目