ヒメユズリハ
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ヒメユズリハ | ||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||
Daphniphyllum teijsmannii |
ヒメユズリハとはユズリハ科の植物の一種。学名Daphniphyllum teijsmannii(シノニムDaphniphyllum amamiense他)。
本州中南部、四国、九州、沖縄、台湾、朝鮮に分布する常緑高木。枝先に葉を束生する。葉は楕円形で革質、特に若いときにごくあらい鋸歯を見せることがある。葉柄は長く、葉の付け根で少し曲がる。
雌雄異株で花期は5月頃、11月頃に果実は黒紫色に熟する。同属植物のユズリハより全体的に小さい。また、葉柄がきれいな赤に色づかない。
海岸付近に多く、トベラやウバメガシと共に海岸林の重要な構成樹種である。庭木や街路樹にもよく使われる。
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