パワーレンジャー・S.P.D.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パワーレンジャー・S.P.D.(-・えすぴーでぃー)は、スーパー戦隊シリーズを海外向けにした特撮テレビドラマシリーズ・パワーレンジャーシリーズの第11作目である。今回は特捜戦隊デカレンジャーがベースとなっている。S.P.Dは、デカレンジャーではSpecial.Police.Dekarangerの略であったが、本作ではSpace.Patrol.Deltaとなっている。
目次 |
[編集] ストーリー
地球人が異星人と共存する時代。邪悪な犯罪組織に、若き刑事たち「パワーレンジャー・S.P.D.」が挑む!
[編集] 登場人物
[編集] S.P.D. B-スクワッド
- ジャック・ランダース(レッド) 演:ブランドン・ジェイ・マクレーン
- 盗賊だったが、ドギーにスカウトされチームに加入する。壁をすり抜ける能力を持つ。ドレッドヘアーが特徴。楽天的だが責任感は強い。「Ending Part 2」でグルームを倒した後、S.P.D.をやめることになった。
- スカイ・テート(ブルー) 演:クリス・ヴァイオレット
- ブリッジ、シドニーと同じくB-スクワッドの初期メンバー。父と同じくレッドになることを目標にしていたが…。フォースフィールドを張る能力を持つ。ジャックと当初は対立するが次第に打ち解けていく。「Ending Part 2」でジャックがやめた後、新たなレッドになる。
- ブリッジ・カーソン(グリーン) 演:マット・オースティン
- スカイ、シドニーと同じくB-スクワッドの初期メンバー。サイキック能力を持ち悪意を感知できる(ジャスミンに近い設定)やや引っ込み思案?「Ending Part 2」でジャックがやめた後、新たなブルーになる。
- エリザベス"Z(ジー)"デルガド(イエロー) 演:モニカ・メイ
- 盗賊だったが、ドギーにスカウトされチームに加入する。分身能力を持つ。Zとはエリザベスの愛称。
- シドニー"シド"ドルー(ピンク) 演:アリチア・パロット
- スカイ、ブリッジと同じくB-スクワッドの初期メンバー。手を、触れたものと同じ硬度に変化できる。
- アヌビス"ドギー"クルーガー(シャドウレンジャー=デカマスター) 声:ジョン・トゥイ
- B-スクワッド隊長。犯罪組織に対抗すべく若者たちを選抜した。着ぐるみは新造されており、爬虫類のようなアレンジが加わっている。
- サム(オメガレンジャー=デカブレイク) 声:ブレット・スチュワート
- ノバレンジャー(デカブライト) 声:アントニア・プレブル
- 未来世界でのオメガレンジャーの相棒。
- キャサリン"キャット"マンクス(キャットレンジャー=デカスワン) 演:ミシェル・ラングストーン
- 異星人の科学者。スーパー戦隊版のスワンにあたる人物。ネコミミと牙があるが、いわゆる萌えキャラとは違いややリアルな風貌。キャットとはキャサリンの愛称。
- ブーム 演:ケルソン・ヘンダースン
- S.P.D.候補生徒の落ちこぼれ。ドギーに救われキャットの助手に。ドジな三枚目。第1話では怪人に変身してスカイたちの特訓相手となっていた。
- R.I.C.
- スーパー戦隊版のマーフィーK-9にあたる。シドニーと仲良くなる。
- ピッギー 演:バーニー・ダンカン
- S.P.D.の隊員の異星人だが、実は敵のスパイ。
[編集] S.P.D. A-スクワッド
S.P.D.のエリート部隊でB-スクワッドの先輩。ヘルメットはどう見てもメガレンジャーの流用だが、ブラックがグリーンに変更されている。宇宙で行方不明に。
- チャーリー(レッド) 演:ジーナ・ヴァレラ
- A-スクワッド・ブルー 声:ニック・ケンプレン
- A-スクワッド・グリーン 声:ニック・ケンプレン
- A-スクワッド・イエロー 声:グレック・クーパー二世
- A-スクワッド・ピンク 演:梛野素子 声:クレール・デューガン
[編集] 犯罪組織
- エンペラー・グルーム 演:レネ・ナウファフ
- 恐ろしい外見を持つ怪物。組織のボス。
- モラ/モーガナ 演:オリビア・ジェームズ-ベアード(モラ)、ジェセフィン・デイヴィソン(モーガナ)
- 幼い少女だが、怪人を誕生させる力を持つ。性格は冷酷で我侭。ふとした事からモーガナという大人の姿になってしまった事があるが、本人は嫌がっていた。
- ブルードウイング 声:ジム・マクラーティ
- 日本版のエージェント・アブレラ。グルームの忠実な部下。
[編集] メカニック
- デルタスクワッドメガゾード
- デカレンジャーロボ。五台のデルタラナー(デカマシン)が合体して完成する。
- デルタコマンドメガゾード
- デカベースロボ。デカレンジャーのデカベース形態はデルタベースと呼ばれる。玩具では、メッキの削除など仕様の面で日本版より簡素な部分が目立つ。
- オメガマックスメガゾード
- デカバイクロボ。デカバイク形態はオメガマックスサイクルと呼ばれる。
- デルタマックスメガゾード
- スーパーデカレンジャーロボ
- S.W.A.T. メガゾード
- デカウイングロボ。玩具では何故か「シュープリームメガゾード」という名称になっている。