ナイキプレミアカップジャパン
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ナイキプレミアカップジャパン(Nike Premier Cup Japan)は、日本サッカー協会が主催する中学生年代向けのサッカー大会である。ナイキの日本法人であるナイキジャパンが冠スポンサーとして特別協賛している。
参加資格は日本サッカー協会に登録された第3種チームであり、2000年からは女子チームも出場資格を得た。これに加えて、選手は開催年1月1日現在で14歳未満(いわゆるU-14)でなければならない。全国9地域の予選を勝ち抜いた9チームに加え、普及枠と呼ばれる2チーム分の枠を毎年持ち回りで2地域に配分、さらに前年度優勝チームを輩出した地域に1枠を与え、計12チームで全国大会を行う。
中学3年生の多数は出場できず、その面で国内大会としての格式は高円宮杯全日本ユースサッカー選手権(U-15)大会や全国中学校体育大会(全国中学校サッカー大会)に比べるとやや下がる面がある。その一方で、同大会はナイキ協賛の世界大会であるナイキプレミアカップ(2003年からマンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップに改称)の国内予選を兼ねており、優勝チームが世界大会への出場権を得る。これは国際サッカー連盟の主催でないという意味で非公式ではあるものの、ジュニアユース年代にとって唯一の世界大会であり、国際経験への期待という面での評価は高い。なお、世界大会の出場資格はU-15であり、中学3年生も出場可能となる。