トーマス・シッパーズ
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トーマス・シッパーズ(Thomas Schippers, 1930年 - 1977年)はアメリカ合衆国の指揮者。ミシガン州出身。4歳でピアノを始める。カーティス音楽院とジュリアード音楽学校に通い、21歳でニューヨーク・シティ・オペラを指揮してデビューし、23歳でメトロポリタン歌劇場を指揮する。ジャン・カルロ・メノッティやサミュエル・バーバーの作品の初演者としても名を残している。欧米の主要な歌劇場を指揮し、とりわけメトロポリタン歌劇場やスカラ座での活躍は有名。メノッティとイタリアのスポレト音楽祭を共同で設立した。
かつては、アメリカ合衆国の最も重要な100人のひとりに選ばれた。ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団やシカゴ交響楽団と定期演奏会を行い、しばしばそれぞれと共演して録音も行なった。1970年にマックス・ルドルフの後を継いでシンシナティ交響楽団の常任指揮者の地位を得た。同楽団とは数回録音を行い、国際的な名声を築き上げたが、1977年に肺ガンのために急死し、短い生涯は悲劇的な幕切れを遂げた。
存命中に多くのオペラや管弦楽曲を録音したが、生演奏のライブ録音は、徐々にCDで入手できるようになりつつある。
カテゴリ: アメリカ合衆国の指揮者 | 1930年生 | 1977年没 | クラシック音楽関連のスタブ