トラッククレーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トラッククレーンは、陸上自衛隊の装備。主に施設科に配備される。運転席と操作室が同じであり、作業時に乗り換える必要がない。災害派遣だけでなく、築城作業などに使用される。民間ではラフテレーン・クレーンなどと呼ばれる。
目次 |
[編集] 諸元
- 全長:10520mm
- 全高:3420mm
- 全幅:2490mm
- 総重量:23540kg
- 最小回転半径:4.7m
- 最高速度:49km/h
- 登坂能力:30°
- クレーン移動範囲:8.5m~30.6m(ブーム)、7.4m~12.0m(ジブ)
※諸元は一例。多数のバリエーションあり。
[編集] 特徴
くい打ち、吊り上げなどなんでもこなす。機械式クレーンに代わり、施設科などで活躍している。
最小回転半径が5m未満という重機にしては小回りがきくことも特徴である。これは前輪だけでなく後輪もステアリングが切れるという点におけることが大きい。