トム・ベレンジャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トム・ベレンジャー(Tom Berenger, 本名Thomas Michael Moore、1949年5月31日-)はイリノイ州シカゴ出身の米国の俳優。
目次 |
[編集] 来歴
ミズーリ大学在学中に受験した『バージニア・ウルフなんかこわくない』の舞台オーディションに合格したことを機に俳優としての道を志すようになる。1970年代にニューヨークに移住しオフ・ブロードウェイで着実にキャリアを積み重ねる。下積み生活が長く続いたが1986年公開の映画『プラトーン』における冷酷な軍曹であるバーンズに扮した演技が作品と共に高い評価を受け、その年のアカデミー助演男優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞 助演男優賞を受賞した。その後も、テレビドラマや映画で活躍。サスペンスやラブストーリーなどもさることながら特にアクション映画での活躍は顕著であり、見事なバイプレイヤーぶりを発揮。熱狂的なファンの獲得に成功。1990年代からはプロデューサーも務め各方面から高い評価を得ている。
3度に及ぶ結婚の中で6人の子供を設けている。
[編集] 出演作品
[編集] 映画
- 『戦争の犬たち』(The Dogs of War)(1980年)
- 『再会の時』(The Big Chill)(1983年)
- 『プラトーン』(Platoon)(1986年)
- 『メジャーリーグ』(Major League)(1989年)
- 『7月4日に生まれて』(Born on The Fourth of July)(1989年)
- 『メジャーリーグ2』(Major League 2)(1994年)
- 『野獣教師』(THE SUBSTITUTE)(1997年)
- 『相続人』(The Gingerbread Man)(1998年)
- 『疑惑の幻影』(Shadow of Doubt)(1998年)
- 『トム・ベレンジャー in 処刑岬』(Watchtower Cruel and Unusual)(2001年)
- 『トゥルー・ブルー』(True Blue)(2001年)
- 『トレーニング・デイ』(Training Day)(2001年)
- 『D-Tox』(D-Tox)(2002年)
- 『山猫は眠らない』シリーズ(Sniper)(1993年・2002年・2004年)
[編集] テレビドラマ
- 『明日があるなら』(If Tomorrow Comes)(1986年)
- 『ゲティスバーグの戦い/南北戦争運命の三日間』(Gettysburg)(1993年)
- 『トム・ベレンジャーの・エスピオナージ・エクスプレス』(In the Company of Spies)(1999年)
- 『アリーmyラブ(5th Season)』(Ally)(2001年~2002年)
- 『ワシントンDCの陰謀』(Capital City)
- 『サード・ウォッチ』(Third Watch)(2003年)
- 『ピースメイカーズ ワイルド・ウエスト殺人事件』(Peacemakers)(2003年)
カテゴリ: アメリカ合衆国の俳優 | アクション俳優 | イリノイ州の人物 | 1949年生