デジモンアドベンチャー02
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『デジモンアドベンチャー02』(デジモンアドベンチャーゼロツー、DIGIMON ADVENTURE 02、通称:「デジモン02」、「02」)はテレビアニメ。2000年4月2日から2001年3月25日までフジテレビ系で放送された。前作品デジモンアドベンチャーの続編。ナレーションは平田広明。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] あらすじ
太一達の冒険から3年後の2002年。デジタルワールドはデジモンカイザーと名乗る少年に支配されていた。デジモンカイザーは進化を抑えるダークタワー、デジモンを操るイービルリングを使い、デジモン達を混乱に陥れていた。一方、お台場に引っ越したタケルは転校先の小学校の校庭で太一と似た少年と出会う。編入先のクラスでかつての仲間・ヒカリとも再会し、更に校庭で出会った少年・大輔とも知り合うが、何と大輔は新たなデジヴァイスを受け取り、新たな選ばれし子供へとなった。一方デジタルワールドで太一がピンチに陥っていることを知り、大輔達はデジタルワールドへと向かう。そこで大輔は勇気のデジメンタルを引っこ抜き、自身のパートナー・ブイモンを目覚めさせる。更にデジメンタルを使いブイモンをフレイドラモンへとアーマー進化させ、操られていたモノクロモンのイービルリングを破壊、解放させた。そして大輔は太一からゴーグルを受け継ぎ、選ばれし子供として戦うことを誓う。更に新たな仲間、京&ホークモン、伊織&アルマジモン、そして再び選ばれたタケル&パタモン・ヒカリ&テイルモンと共に、デジモンカイザー・一乗寺賢との戦いが始まった。
[編集] 概説
- デジメンタルの力で進化するアーマー進化、デジモン同士が合体するジョグレス進化など古代の進化や新しい進化が出てきた。デジモンアニメシリーズでは最も進化方法が多彩である。
- デジタルワールドを守るために選ばれし子供達が現実世界とデジタルワールドを往復する展開を取っており、前作のようなサバイバル要素は無く、どちらかといえばヒーローもののようなコンセプトになっている。また本作ではイービルリングによって洗脳されたなどしたデジモンと敵対するので、デジモン自体に罪がない。そのため基本的に相手を殺さない不殺のスタンスを盛り込んでいる。
- 大輔・京・伊織・タケル・ヒカリ・賢は、デジタルワールドに向かうと服装が変わる。また、ブイモン・ホークモン・アルマジモン達パートナーデジモンも現実世界では一段階退化していて、デジタルワールドに向かうと成長期に進化する。
- デジモン人気のピークの最中の作品で、玩具・関連グッズ売り上げ、映画興行等では大成功の数字を出したが、ファン内では賛否が分かれる内容だった。前作と比較してもシナリオが練り込み不足であった感はやはり否めない(勿論、肯定的な意見も多数あるが)。また最終回では、ラスト数分で子供たちの将来の姿・職業・子供までハッキリ描き切ってしまい、想像の余地のあるラストだった前作とのギャップの大きさにもまた賛否両論だった。
- 13話「ダゴモンの呼び声」の脚本は、小中千昭が執筆している事から、クトゥルー神話の色が濃い一風変わった話であった。クトゥルーファンの間では評価が高く、伝奇やクトゥルー神話をモチーフにした作品を多く手掛ける作家朝松健も絶賛する話であった。児童向けらしからぬ異彩を放つ話でもある。また、13話のタイトルコールのときにデジモン文字でフングルイ ムグルウナフ クトウルウ ルルイエ ウガフナグル フタグン(『ルルイエの館にて死せるクトゥルフ夢見るままに待ちいたり』の意)と記されていた。
- 38話でヤマトと空が恋人になった事が判明し、当時多くのファンはあまりに唐突なカップル誕生に衝撃を受けた。当の空役を演じる水谷優子も自身のラジオ番組で「太一と結ばれる物とばかり思ってたので残念」と語っていた。また関弘美プロデューサーが2002年にVジャンプにゲストとして登場した際の質問の回答によれば、タケルとヒカリも結局恋人にはならず、結婚もしてないらしい。これについて「何でわざわざ言及するのか」と未だに批判もあり、この発言を撤回させる為の活動がネット上で起きた事もある。(因みにこの時、ヤマトと空が結婚した事にも釘を刺した。)タケルとヒカリの仲の良さはファンの間でも人気があり、公式サイトのランキングコーナー「あなたが選ぶベストコンビ」で1位になるほどだった。(因みに2位が太一と空、3位は光子郎とミミであり、1位と2位のペアがハッキリと否定された事となった。)それだけにファンからの反感は強かった。
- 一時期Bパートとエンディング間のCMが省略されていたことがある。
[編集] 登場キャラクター
[編集] デジタルワールド・現実世界以外の世界
- 暗黒の海
- デジタルワールドの更に奥にある世界、現実世界やデジタルワールドと平行な世界だが、時々異相のずれが生してこの海に迷い込む者もいる。賢いわく、「ヒトの悲しみなどの感情が集まった世界」らしい。及川はこの世界からダークタワーのデータを得た。『ダゴモンの海』とも呼ばれている。デーモンは最後にこの世界に送られる前にも、ここに来たことがあったようだ。
- クトゥルー神話の色が濃く、デジモン文字でインスマウス(クトゥルー神話のダゴンの信者が住んでいる町)と書かれた看板があった。
- 異世界
- 思いを具現化する力がある。「勝ちたい。強くなりたい。負けない」という思いがあれば、それが戦闘力となる。3年前に子供達に破れ、データとなったヴァンデモンはこの世界で力を蓄えていた。及川がデジモンカードを使ってデジタルワールドへのゲートを開けようとするが、ブラックウォーグレイモンが封印したあとだったのでデジタルワールドにはいけず、この世界に来てしまった。ブラックウォーグレイモンがデジタルワールドを離れさまざまな世界をさ迷い歩いていた時に、この世界に来てヴァンデモンに会ったことがあるようだ。
- ベリアルヴァンデモン戦において、パートナーデジモン6体の全ての進化した姿が同時に登場した(マグナモンのみ出なかった)。
[編集] 02でのアイテムや進化などの用語集
- 紋章
- デジタルワールドの安定のために、前作の選ばれし子供達が2000年に放った『もっとも素晴らしい心の特質』。進化の道具としての意味は『デジモンアドベンチャー』の紋章を参照。なお前作の53話で破壊された紋章が再構成されたものなのか、新たに作られた物なのかは不明。
- 8つの紋章の内6つ、勇気、友情、愛情、純真、知識、誠実等はその子供の精神特質をあらわしている。残りの2つの紋章は特殊な紋章でそれぞれに、光は命を生みだすもの、希望はどんな暗闇の中でも決して光を失わないもの、のことを指し示している。
- また、今作新たに登場した3つの紋章。恐らく優しさの紋章が前者、奇跡・運命の紋章が後者なのであろう。
- D-3
- 大輔、京、伊織、タケル、ヒカリが手に入れた新たなデジヴァイス。光子郎のロサンゼルスの友人(恐らく、『ぼくらのウォーゲーム!』で光子郎が話していた大学に在籍している小学生)が分析した際、DIGITAL(デジタルの)・DETECT(検波する)・DISCOVER(発見する)の3つの単語がみつかり、以前のデジヴァイスと区別するために頭文字をとり、上記の名前で呼ばれている。ちなみに同名の玩具も存在するが、それの正式名はDIDIMON DETECT AND DISCOVER。
- 以前のデジヴァイスとの大きな違いは、パソコンやゲートポイント(7年前にデジモンが現れた光が丘や、前作のサマーキャンプ場である御神渓谷など)などにかざせば、デジタルワールドや暗黒の海へ続くゲートを開くことが出来る。太一たちのデジヴァイスでは、デジタルゲートが時々開いた時や大輔たちに同行する時にしかゲートをくぐれない。
- 賢のD-3(暗黒デジヴァイスともよばれていた)はダークタワーと同様、デジモンの通常進化を封じる機能を持ち、さらには自分のパートナーでないデジモンを暗黒進化させることができるが、改心後は使用してはいない。他にも暗黒の海へのゲートを開くなど、オリジナルであるためか他のD-3の中でも特別な力を持っている。
- D-3は一乗寺賢が自身のデジヴァイスを暗黒の海に浸からせたときにイメージした形が形となったもので、大輔たち五人は賢の暴走に対抗するために選ばれ、同じ形のデジヴァイスを手に入れる。ちなみに賢の暗黒デジヴァイスは闇の力を持っていながらもデジヴァイス特有の持つ聖なる力も持ち合わせている。
- デジメンタル
- 古代種のデジモン、または古代種の遺伝子データを持つデジモンをアーマー進化させることが出来る力を持ったアイテム。大輔、京、伊織は先代の選ばれし子ども達の紋章に対応したデジメンタルを、タケル、ヒカリは自身の紋章に対応したデジメンタルをディーターミナルに保存している。デジメンタルの種類はアニメに出てくる限りでは9つ(勇気、友情、愛情、純真、知識、誠実、希望、光、奇跡)、他にも優しさのデジメンタル(ドラマCDで登場)や運命のデジメンタル(劇場版)がある。
- 前作の紋章と違い、こちらは持ち主専用のアイテムでは無く、ドラマCDでは他の選ばれし子供の保存しているデジメンタルを使ったアーマー進化が多数見られた(ただし進化させるパートナーデジモンとデジメンタルの間に相性があったり、入手の際には『もっとも素晴らしい心の特質』以外に持ち主が持っている心の特質が影響してくるようだ)。
- ディーターミナル
- デジメンタルの情報を保存することが出来る機械。メール機能などでも使われるが、光子郎や京の改良で色々な能力が備わっている。選ばれし子供達は全員持っている。ドラマCD2年半の休暇によると、前作の現実世界での戦いによって壊滅した後、再建されたお台場には無線通信網が張り巡らされ、ディーターミナルは実験的にお台場の子供達に配布された無線メール端末であるとの事。何故デジメンタルを保存できるか、また田町に住んでいるはずの賢が所有しているかどうかは不明。
- ホーリーリング
- 一部の聖なる力を持ったデジモンの持つ聖なるリング。テイルモンの尾についていたホーリーリングは、一話冒頭にテイルモンがデジモンカイザーの襲撃から逃げている時になくしてしまう。その後、デジモンカイザーの要塞で暗黒の力を制御し、放置され、ゲンナイがジョグレス進化のエネルギーとして利用し、最終回になってテイルモンの元に返ってきた。
- 劇場版ではオメガモン(アグモンとガブモン)の希望の光が形を成してホーリーリングとなり、オメガブレードへと変化した。
- ホーリーストーン
- 壊されるとデジタルワールドに災いが起こるとされている石(ホーリーリングのようなものがついている)、ブラックウォーグレイモンが破壊し続けたもので全部で7つある。3つ目のホーリーストーンを壊してから異相の歪みの中からチンロンモンが現れるようになり、最後のホーリーストーンにデジヴァイスの光をかざしたらチンロンモンが現れた。ブラックウォーグレイモンが壊したホーリーストーンがあった場所に、チンロンモンは光の種を植えた。
- ダークタワー
- オベリスクの様な形をした黒い塔。この塔が建っているデジタルマップのエリアは黒く染まり、塔を破壊すると白くなる。
- 元は暗黒の海に存在しているもの。02初期には進化抑制機能と暗黒デジヴァイスによるデジモン洗脳の電波塔的役割だった。シリーズ後半からはアルケニモンがこの塔からデジモンを生み出したり、クリスマスにこの塔が現実世界に現れたりしていた。及川悠紀夫いわく色々な使い道があり、最大の効力は環境を変えることで、及川は大人でもデジタルワールドに行けるようにするためにダークタワーを建てさせた。
- イービルリング
- ヴァンデモンがコピーしておいたヒカリのテイルモンのホーリーリングのデータを反転させて作り出したリング。暗黒デジヴァイスやダークタワーのあるエリア内にいる幼年期から成熟期クラスのデジモンがこのリングをはめられてしまうと洗脳されてしまう。ちなみにイービルリングでは完全体クラスを操るにはデータ処理能力が追いつかずにいたため、アンドロモンの洗脳は不十分だった。後に、デジモンカイザーはイービルリングを改良したイービルスパイラルで完全体であるメタルグレイモンを洗脳した。イービルスパイラルは、ダークタワーがなくても暗黒デジヴァイスの力を受信出来た。
- 暗黒の種
- 賢の体内に埋め込まれているデジタル物質。ミレニアモンが遼と太一に放とうとしたものだったが、賢が二人を庇った。暗黒系デジモンの力の糧となる闇の力を生み出すためのようなもの。賢は、暗黒の種を埋め込まれたのち頭脳・運動神経が超人並みになるが闇に支配されてしまう。改心後は両親の自分への愛情に気付いたことで種の暗黒の力の増大を防いでいる。また賢に埋め込まれたものはオリジナルであるため、上手く賢の身体に適合したらしいが、コピーした暗黒の種をそのままにしてしまうと花が咲き、そのままその身体を蝕む。
- 及川がコピーした暗黒の種は誘拐された少年少女たちに埋め込まれたのち、闇の力の増大で花(彼岸花のような形を象っていた)が咲き、その花はベリアルヴァンデモンの餌となった。また、エージェント・ゲンナイがピエモンに埋め込まれた黒い物質が改良された物が暗黒の種であると前作の小説版で言われている。
- 通常進化
- デジメンタルの力を借りず、進化すること。しかし、『ぼくらのウォーゲーム!』の後に先代の選ばれし子供たちの紋章をデジタルワールドを安定させるために使ってしまったために完全体に進化しにくくなった上に、02前編ではダークタワーの影響で成熟期の進化の登場はあまりなかった。賢がカイザーでなくなった後はダークタワーの進化抑制能力がなくなり、アグモンだけでなくブイモンたちもこの進化ができるようになる。クリスマスには現実世界に現れたダークタワー粉砕のためにチンロンモンから授かった力で先代の選ばれし子供たちは完全体に進化でき、ブラックウォーグレイモンが再び現れた際はアグモンのみ究極体に進化できるようになった。
- アーマー進化
- デジメンタルの力を借りてアーマー体に進化する古代の進化。「デジメンタルアップ!」とパートナーが叫ぶと進化する。02の前編ではダークタワーの影響で通常進化が出来なかったので、それに対応するために現れた仮の進化。通常進化に比べるとデジメンタルの力で進化するため、身体に負担がかかりにくい。進化条件は進化するデジモンが古代種のデジモン、または古代種の遺伝子データを持つデジモンであること。ちなみに進化する際に、キメ台詞がある(キャラクター紹介参照)。奇跡と運命のデジメンタルは黄金のデジメンタルと呼ばれていて、この2つのアーマー進化のキメ台詞のみ、他の紋章のアーマー進化のキメ台詞の紋章を言う順番が違う。
- ex:「ブイモン アーマー進化、燃え上がる勇気 フレイドラモン」
- 「ブイモン アーマー進化、奇跡の輝き マグナモン」
- ジョグレス進化
- デジモン同士の合体進化。進化条件は合体するデジモンが成熟期クラス以上のデジモンであること。アニメではそれに加えて、選ばれし子供同士とそのパートナーデジモン同士の心のシンクロが必要だった。ちなみにジョグレスはJOINT(合体)・PROGRESS(進歩)からきた言葉だと、光子郎によって推測されている。
- アニメで成熟期同士のジョグレス進化で生まれた完全体デジモンを『ジョグレス体』と呼ぶことがあるが、これはおそらく、通常進化とアーマー進化で進化したデジモンと分けて呼びやすくした物(デジモンの世代に『ジョグレス体』と呼ばれるものは存在しない)。
- ex:「エクスブイモン スティングモン ジョグレス進化、パイルドラモン」
[編集] 主題歌
オープニングテーマ
エンディングテーマ
挿入歌
- 「brave heart」(作詞:大森祥子 作曲・編曲:太田美知彦歌:宮崎歩)(通常進化)
- 「Break up!」(作詞:山田ひろし 作曲・編曲:太田美知彦歌:宮崎歩)(アーマー進化)
- 「Beat Hit!」(作詞:山田ひろし 作曲・編曲:太田美知彦 歌:宮崎歩)(ジョグレス進化)
[編集] スタッフ
- 企画:川上大輔(フジテレビ)・木村京太郎(読売広告社)・関弘美
- 原案:本郷あきよし
- 連載:「Vジャンプ」(集英社)
- シリーズ構成:前川淳・吉村元希
- シリーズディレクター:角銅博之
- キャラクターデザイン:中鶴勝祥
- 総作画監督:信実節子
- 美術デザイン:飯島由樹子
- 音楽:有澤孝紀
- 音楽協力:NECインターチャネル
- 脚本:前川淳/ 吉村元希/まさきひろ/吉田玲子/浦沢義雄/西園悟(8話のみ)/小中千昭(13話のみ)
- 演出:角銅博之/梅沢淳稔/吉沢孝男/川田武範/芝田浩樹/今村隆寛/佐々木憲世
- 作監:信実節子/八島善孝/伊藤智子/出口としお/竹田欣弘/清山滋崇/海老沢幸男/直井正博
- 製作担当:岡田将介
- 制作協力:東映
- 制作:フジテレビ・読売広告社・東映アニメーション
[編集] サブタイトルと放送日
()内は放送日。
- 勇気を受け継ぐ者(2000年4月2日)
- デジタルゲートオープン(2000年4月9日)
- デジメンタルアップ(2000年4月16日)
- 闇の王デジモンカイザー(2000年4月23日)
- ダークタワーを倒せ(2000年4月30日)
- 危険なピクニック(2000年5月7日)
- ヒカリノキオク(2000年5月14日)
- デジモンカイザーの孤独(2000年5月21日)
- イービルリング魔力の暴走(2000年5月28日)
- 敵はメタルグレイモン!(2000年6月4日)
- 青い稲妻ライドラモン(2000年6月11日)
- デジモン牧場の決闘(2000年6月18日)
- ダゴモンの呼び声(2000年6月25日)
- 疾風のシュリモン(2000年7月2日)
- シュリモン武芸帳(2000年7月16日)
- サブマリモン海底からの脱出(2000年7月23日)
- お台場メモリアル(2000年7月30日)
- カイザーの基地を追え!(2000年8月6日)
- 合成魔獣キメラモン(2000年8月13日)
- 超絶進化! 黄金のマグナモン(2000年8月20日)
- サヨナラ、賢ちゃん…(2000年8月27日)
- 豪勇進化! エクスブイモン(2000年9月3日)
- デジヴァイスが闇に染まる時(2000年9月10日)
- 大地の装甲アンキロモン(2000年9月17日)
- 大空の騎士アクィラモン(2000年9月24日)
- ジョグレス進化 今、心をひとつに(2000年10月1日)
- 無敵合体! パイルドラモン(2000年10月8日)
- 昆虫使いの罠!!(2000年10月15日)
- アルケニモン 蜘蛛女のミス(2000年10月22日)
- 暗黒究極体ブラックウォーグレイモン(2000年10月29日)
- 愛の嵐シルフィーモン(2000年11月5日)
- 謎の遺跡ホーリーストーン(2000年11月12日)
- 今日のミヤコは京の都(2000年11月19日)
- ホーリーポイントを守れ(2000年11月26日)
- 爆進! ブラックウォーグレイモン(2000年12月3日)
- 鋼の天使シャッコウモン(2000年12月10日)
- 巨大究極体チンロンモン(2000年12月17日)
- ホーリーナイト デジモン大集合!(2000年12月24日・1時間スペシャル)
- 全員出動! インペリアルドラモン(2000年12月24日・1時間スペシャル)
- ニューヨーク香港大混戦!(2001年1月14日)
- サンゴとベルサイユ大乱戦!(2001年1月21日)
- 恋とボルシチ大激戦!(2001年1月28日)
- デーモン軍団の襲来(2001年2月4日)
- 暗黒デジモンとの死闘(2001年2月11日)
- 暗黒のゲート(2001年2月18日)
- ブラックウォーグレイモンVSウォーグレイモン(2001年2月25日)
- ブラックウォーグレイモンの封印(2001年3月4日)
- 恐怖! ベリアルヴァンデモン(2001年3月11日)
- 最後のアーマー進化(2001年3月18日)
- ぼくらのデジタルワールド(2001年3月25日)
[編集] 劇場版
[編集] 前編・デジモンハリケーン上陸!!/後編・超絶進化!!黄金のデジメンタル
[編集] あらすじ
夏休みにアメリカのミミの元へ訪れたタケルとヒカリ。しかし、突如ミミが消えてしまう。同じ頃、日本にいた太一やヤマト達も姿を消してしまう。アメリカから送られてきたヒカリの救済のメールで、大輔、京、伊織はアメリカへ行く。そこでウォレスという少年と、そのパートナー・グミモンに出会うが・・・。
[編集] 概要
- デジモン初の長編映画。そして初めての夏休み公開作品。
- 今作で初登場したテリアモンとロップモンは次回作デジモンテイマーズにレギュラー登場した。またケルビモンとセラフィモンもデジモンフロンティアにて3大天使として再び登場している。
- 「戻れない過去」がキーワードとなっており、娯楽作品に徹した前作「ぼくらのウォーゲーム!」とは一変し、感傷深い1作となっている。
[編集] 主要登場人物
- ウォレス (声:宮原永海)
- アメリカに住む少年。パートナーは母親のパソコンから現れたデジタマから生まれたグミモンとチョコモン。少し生意気で女の子には優しいが(女好きとも見える)、母親には弱い。昔、日本人のガールフレンドがいた影響で日本語が上手。デジヴァイスは無印のものと同型である
- グミモン(声:多田葵)
- ウォレスのパートナーデジモン。マイペースな性格。本編ではずっと「グミモン」と呼ばれているが、実際はグミモンは幼年期の名前で、成長期の時の名前はテリアモン。
- 通常進化で、成熟期・ガルゴモンへ進化する。
- アーマー進化で運命のデジメンタルを使い、ラピッドモン(キメ台詞は『運命の煌めき』、ただし劇場版では言っていない)とへ進化する。
- チョコモン(声:幼年期:能登麻美子 成熟期以降:西村知道)
- グミモンと共に生まれたデジモンだったが、サマーメモリーで突如行方不明になってしまう。その後、成熟期の姿となりウォレスを求めてデジヴァイスを持っている子供(太一達)を次々と捕らえる。本来の名前はウェンディモンだが以降の進化系も含め「チョコモン」で呼ばれた。エンディングにのみ成長期のロップモンも登場する。
- 通常進化で、完全体・アンティラモン、究極体・ケルビモンへ進化する。
- セラフィモン(声:松本美和)
- パタモンが究極体となった天使型デジモン。ホーリードラモンと共に奇跡のデジメンタルを生み出し、大輔たちに託した。なぜ究極体にワープ進化できたかは謎である。
- ホーリードラモン(声:徳光由禾)
- テイルモンが究極体となった聖獣型デジモン。セラフィモンと共に運命のデジメンタルを生み出し、大輔たちに託した。なぜ究極体に進化できたかは謎である。
[編集] 主題歌
- 「スタンド・バイ・ミー~ひと夏の冒険~」(作詞:1171 作曲:上田晃司 編曲:太田美知彦 歌:AiM)
挿入歌
- 「FOREVER FRIENDS」(作詞:橋爪恵子 作曲:村上正芳 編曲:有澤孝紀 歌:橋爪恵子(当時はhassy))
[編集] ディアボロモンの逆襲
[編集] あらすじ
2000年の太一達とネットに現れた謎のデジモンとの死闘から3年後。謎のメールを開くとクラモンが現実世界に現れる現象が各地で多発する。さらに太一とヤマトの名前・写真を大量にネット上に流され、それらの元凶が生き残っていたディアボロモンの仕業と発覚。ディアボロモンを倒すため、前作と今作の選ばれし子供達が総動員で撃退に挑む。オメガモンを再び生み出し、ネットで再びディアボロモンとの戦いが始まるも、それはディアボロモンの恐ろしい策略だった。そして戦いの舞台はネットから現実へ。
[編集] 概要
- 前年に公開し、大好評を博した「ぼくらのウォーゲーム!」の続編。
- 前作と監督が変更し、公開前は出来栄えが不安視されていたが劇場版デジモン作品としては、高く評価を受けた。
- またAiMの歌う主題歌もデジモンに使用された楽曲の中でも特に人気が高い。
- 駅に飾ってあるポスターがこの映画の主題歌のCDジャケットの物、スーパーの魚の賞味期限が関東圏での最終話放送日と同じ、など遊び心も忘れていない一作である。
- 興行収入はシリーズ最大の30億を打ち出し、デジモン人気絶頂期を象徴する作品でもある。
[編集] 主要登場人物
- ディアボロモン
- 3年前にオメガモンにより倒されたはずだったが、生き残っていたデータが増殖し再び現れた。太一とヤマトの画像をネット上にばら撒き誘き出すとともに、現実世界にクラモンをメールで送り込んだ。エンジェモン・エンジェウーモンの援護を受けたオメガモンに倒されたが、京が直前に開けた大量のゲートから解凍したクラモンを現実世界に送り込んだ。
- オメガモン (声:坂本千夏:山口眞弓 )
- ディアボロモンを倒すため、再びネット内に入った太一達によるジョグレス進化で再び誕生した聖騎士型の究極体デジモン。
- 今回は前回の様に世界中の人々の平和を望む想いからジョグレス進化し、誕生したわけではない。
- そのためか、砲撃の色が紫に変化しているなど、『ウォーゲーム』でのオメガモンとは差異がある。
- アーマゲモン
- 現実世界に送り込まれた無数のクラモンが東京湾で巨大なデジタマを作り、産み落とされた究極体デジモン。膨大な数のクラモンが融合進化したその巨体の戦闘力はディアボロモンの物よりも遥かに強く、ガルルキャノンの砲撃を連続で受け、ギガデスの直撃を受けてもびくともしない驚異的な防御力を持っている。
[編集] 主題歌
- 「フレンド~いつまでも忘れない~」(作詞:田中花乃 作曲・編曲:湯浅公一 歌:AiM)
[編集] 関連CD
[編集] シングル
- 「ターゲット~赤い衝撃~」 歌:和田光司 2000.4.26発売
- 「アシタハアタシノカゼガフク」 歌:AiM 2000.4.26発売
- 「Break up!」 歌:宮崎 歩 2000.5.10発売
- 「スタンド・バイ・ミー~ひと夏の冒険~」 歌:AiM 2000.7.5発売
- 映画「デジモンアドベンチャー02 デジモンハリケーン上陸!!&超絶進化!!黄金のデジメンタル」EDテーマ
- 「いつも いつでも」 歌:AiM 2000.10.25発売
- 「Beat Hit!/FOREVER FRIENDS」 歌:宮崎 歩/Hassy 2000.11.2発売
[編集] マキシシングル
- 「スタンド・バイ・ミー~ひと夏の冒険~」 歌:AiM 2000.7.5発売
- 映画「デジモンアドベンチャー02 デジモンハリケーン上陸!!&超絶進化!!黄金のデジメンタル」EDテーマ
- 「いつも いつでも」 歌:AiM 2000.10.25発売
- 後期EDテーマ
- 「Beat Hit!/FOREVER FRIENDS」 歌:宮崎 歩/Hassy(橋爪恵子) 2000.11.2発売
- ジョグレス進化時挿入歌/映画挿入歌
- 「フレンド~いつまでも忘れない~」 歌:AiM 2001.2.21発売
- 映画「デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲」EDテーマ
- 「ターゲット~赤い衝撃~」 歌:和田光司 2004.8.1発売
- OPテーマ
- 「アシタハアタシノカゼガフク」 歌:AiM 2004.8.1発売
- 前期EDテーマ
- 「Break up!」 歌:宮崎 歩 2004.8.1発売
- アーマー進化時挿入歌
[編集] アルバム
- 「デジモンアドベンチャー02 歌と音楽集Ver.1」 音楽:有澤孝紀 2000.7.5発売
- 劇中で使われたBGMを収録。ボーナストラックで映画「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」のBGMを収録。
- 「デジモンアドベンチャー02 シングルヒットパレード」 2000.9.21発売
- OP、ED、挿入歌が収録されたミニアルバム。
- 「デジモンアドベンチャー02 クリスマスファンタジー」 2000.11.2発売
- 各キャラクターが歌うクリスマスソングや、和田光司、AiMの新曲が収録。
- 「デジモンアドベンチャー02 歌と音楽集 Ver.2」 音楽:有澤孝紀 2001.1.24発売
- 劇中で使われたBGMを収録。
- 「デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲オリジナルサウンドトラック」 音楽:有澤孝紀 2001.3.7発売
- 劇中で使われたBGMを収録。
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストヒットパレード」 2001.6.6発売
- OP、ED、挿入歌が全て収録されたベストアルバム。それぞれのアレンジバージョンも収録されている。
- 「デジモンアドベンチャー02前編:デジモンハリケーン上陸 !! 後編:超絶進化 !! 黄金のデジメンタルオリジナル サウンドトラック」 2001.7.25発売
- 劇中で使われたBGMを収録。
[編集] キャラクターソング・シングル
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストパートナー(1)八神太一&アグモン」 2000.6.21発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストパートナー(2)石田ヤマト&ガブモン」 2000.6.21発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストパートナー(3)泉 光子郎&テントモン」 2000.6.21発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストパートナー(4)城戸 丈&ゴマモン」 2000.6.21発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストパートナー(5)太刀川ミミ&パルモン」 2000.7.26発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストパートナー(6)武之内 空&ピヨモン」 2000.7.26発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストパートナー(7)本宮大輔&ブイモン」 2000.7.26発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストパートナー(8)井ノ上 京&ホークモン」 2000.7.26発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストパートナー(9)火田伊織&アルマジモン」 2000.8.23発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストパートナー(10)高石タケル&パタモン」 2000.8.23発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストパートナー(11)八神ヒカリ&テイルモン」 2000.8.23発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベストパートナー(12)一乗寺 賢&ワームモン」 2000.8.23発売
- 以上の12枚に封入されていた応募券をすべて集め応募すると、非売品CD「僕らのデジタルワールド」が入手できた。
- 「扉 DOOR TEEN-AGE WOLVES」 2001.4.4発売
[編集] キャラクターソング・アルバム
- 「デジモンアドベンチャー02 ベスト!ベスト!ベストパートナー~選ばれし子供たち編~」 2001.3.21発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベスト!ベスト!ベストパートナー~デジモン編~」 2001.3.21発売
- 「デジモンアドベンチャー02 ベスト!ベスト!ベストパートナー~デュエット編~」 2001.3.21発売
[編集] ドラマCD
- デジモンアドベンチャー02 未知へのアーマー進化
- バレンタインをテーマにしたギャグストーリー。新旧選ばれし子供とパートナーデジモンが総出演。TV版には登場しないアーマー進化体も多数登場。
- デジモンアドベンチャー02 石田ヤマト 手紙-Letter-
- レギュラーキャラがヤマト&ガブモンしか出ないという異色作。ヤマト率いるバンド(TEEN-AGE WOLVES)の新曲を収録。
- デジモンアドベンチャー02 夏への扉
- 夏のニューヨークを舞台とした物語で、大輔を中心に進む。映画に登場したウォレス&グミモンも登場する。ミュージカル仕立てになっている。大輔、チョコモン&グミモン、ウォレスのキャラクターソングも収録。ちなみに、同名のSF小説の主人公の名がデイビス、英語版の大輔の名前でもある。
- デジモンアドベンチャー02 オリジナルストーリー 2003年-春-
- 大輔、京、伊織、タケル、ヒカリ、賢の後日談をそれぞれ描いた物語。オムニバス形式。
[編集] ゲーム
- タッグテイマーズ
- ディーワンテイマーズ
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- デジモンアドベンチャー02(東映アニメーション内にあるサイト、現在も観覧可能)
前番組: |
フジテレビ日曜朝9時~9時30分枠 |
次番組: |
デジタルモンスター (カテゴリ) | |
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