デクスター・ホーランド
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デクスター・ホーランド(Dexter Holland)本名、ブライアン・キース・ホーランド(Bryan "Keith" Holland、1965年12月29日 - )はアメリカ・カリフォルニア出身のパンクバンド、THE OFFPRING(オフスプリング)のボーカル兼ギタリスト。"デクスター"はニックネームで、「(理系の)天才、ガリ勉」という意味である。オフスプリングのフロントマンであり、ほぼすべての楽曲を製作している。またインディーレーベルNITRO(ナイトロと読む)RECORDSの社長でもある。
なお彼は1966年生まれではなく、1965年生まれであるとギターのヌードルズが証言した。ベースのグレッグKとは本来なら学年がひとつはずだが、デクスターは飛び級をしているため同じ学年であった。
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[編集] 略歴
1965年12月29日生まれ。アメリカのカリフォルニア州の南に位置する、オレンジカウンティ出身。(オレンジカウンティは数々の著名バンドを輩出している地域である。)ハイスクール時代にソーシャル・ディストーションのライブ会場に入れなかったことを不満に思い、同じハイスクールで小さい頃からの幼馴染であった、同バンドのベース担当のGREG・K(グレッグ・K)とバンド結成に至った。ハイスクールではクロスカントリーのクラブに在籍していて、そこでもGREG・Kとは一緒であった。
その後はハイスクールを首席で卒業し南カリフォルニア大学へ進学後、精神医学を専攻していた。大学院に在学中に「SMASH」がインディーズの売り上げ記録を大きく塗り替えるほどヒットし、ツアーを本格的に回ることになり学業か音楽かを選ぶことになったが、周囲の反対を受けたものの、反対を押し切ってプロの音楽活動への道を選んだ。STARING AT THE SUNやTHE MEANING OF LIFEはデクスター本人の葛藤や夢、周囲の人間の反対などを当時の彼の気持ちを歌っていると思われる。
[編集] 家族構成
現在、妻(Kristine Luna Holland)と娘(Alexa Holland)がいる。しかしAlexaは現在の妻との子供ではなく、大学時代に付き合っていた女性との子供。その女性は事故死したとされる。ちなみにIXNAY ON THE HONBREに収録されている、GONE AWAYは彼女へ捧げた曲だという。ちなみに、今の妻は「I choose」のPVでスチュワーデス役として登場している。
[編集] バンド外の活動
・彼は航空機の操縦免許を取得しており、自家用ジェット機も所有している。ツアーなども自家用ジェット機で移動することもあるようだ。そして子供の頃からの夢だった世界一周旅行を自分の手で実現している。インタビューにおいてはアメリカ空軍のパイロットになりたかったとも語っている。
・自身がA&Rマンも務めているNitro Recordsの社長でもある。彼等のツアーの前座を務めるのは、ほとんどがこのレーベルからである。昨年の来日時には同レーベルのTHE AQUA BATSが前座を務めた。
・L.A.Marathon2006に参加し、5時間1分7秒で完走を果たしている。
・デクスターが作詞と作曲をした、Tokyo I'm On My Wayを日本のパフィーに提供している。
[編集] 使用機材
・Ibanez RG570custom(現在はRG1570をベースに大幅にカスタマイズした物を使っていると思われる。)
・Ibanez Acoustic Guitar
アンプ&キャビネット
・Mesa Boogie Mark IV Head Amp
・VHT Pitbull CLX100 Head Amp
・Mesa Boogie Open Back 4X12
・VHT 4X12 Speaker Cabinets
・Roland GP100 Effects Processor
・Sony Wireless
・Digital Music GCX Audio Switcher
・Palmer PGA-05 Speaker Simulater
・Ebtech Hum Eliminator
・Whirlwind Multiselector
・Demeter Tube Direct (for Acoustic Guitar)
・Digital Music Corp. Ground Control Pedalboard
・D'addario .010 - .052 Strings
・Dimarzio DP100 Super Distotion