ダッジ・カリバー
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ダッジ・カリバー (Dodge Caliber) はダイムラー・クライスラー（DCX）がダッジブランドで販売するクロスオーバー風の小型自動車であり、欧州市場での展開を始めた同ブランドの戦略車種である。なお、日本市場への導入については未定。
[編集] 概要
2005年3月のジュネーブモーターショーにコンセプトモデルとして出品、その後2006年1月のデトロイトモーターショーで正式に発表された。ネオンの実質的な後継車種となる5ドアハッチバックで、ダッジブランドで販売されているSUVやピックアップトラックを連想させる大きなグリルとホイールアーチが外観上の特徴である。
DCXが三菱自動車工業および現代自動車と資本提携していた時期に開発が進められた車種であり、エンジンは3社の共同開発による「ワールドエンジン」（直列4気筒1.8L、2.0L、2.4L）が搭載される。欧州仕様車はこれに加えてフォルクスワーゲン製の2.0Lディーゼルも用意される。トランスミッションは5速MTとジヤトコ製のCVTの2種類。
プラットフォームも三菱との共同開発であり、DCXのジープ・コンパス、ジープ・パトリオットの他、三菱・アウトランダーや次期三菱・ランサーと共有する。駆動方式はFWDおよびAWDの二種類。
また、2006年2月のシカゴモーターショーで、高性能版の「カリバーSRT-4」が発表された。エンジンはターボチャージャー付きの2.4Lで300hpを発揮する。これに6速MTが組み合わせられる。駆動方式はFWDのみ。
