ダイハツ・アトレー7
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アトレー7とは、ダイハツ工業が造っていたミニバンタイプの乗用車。
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[編集] 概要
第33回東京モーターショーにAT-7の名で参考出品された後2000年に発売開始。発売当初、CMにアニメの巨人の星と読売ジャイアンツの高橋由伸外野手を起用していた。
ベースとなったセミキャブ型の軽ワゴンであるアトレーのボディサイズをアップ、サードシート装着で7人乗り(フロント2人+セカンド3人+サード2人)を可能としエンジンも1300ccに換装。かつてドミンゴの独壇場であったクラスに参入してきた。トヨタ自動車にスパーキーの名でOEM供給、またサードシートを外して5名乗車とし商用車登録としたハイゼットグランカーゴも設定。2004年にハイゼットグランカーゴと共に生産中止となった。
2000年当時のこの車のライバルは同じく1300ccのエンジンにサードシートを装着したスズキのエブリィプラス(のちにエブリィランディに改名)や6人乗りで1100ccエンジンを搭載した三菱のタウンボックスワイドだった。
アトレー7は海外市場をターゲットにしており、エクストールの名称で輸出されていた。左ハンドルで5人乗りまたは7人乗り仕様、バンの2人乗り仕様が存在する。
余談だが埼玉県越谷市のせんげん台駅にあるせんげん台駅前交番にはアトレー7のパトカーが存在する。
[編集] 歴史
- 2000年7月7日 発表・発売
- 2001年7月 一部改良
- 2002年6月 マイナーチェンジ。エンジン及び走行性能の向上、ロールーフ仕様の追加
- 2004年11月 生産中止
- 2005年10月 生産終了
[編集] 性能
- エンジンはK3-VE型1300cc直列4気筒DOHC。最高出力は前期型が90馬力、後期型が92馬力。
- トランスミッションは5速フロアMTと4速コラムATの2タイプ。
- 駆動方式はFRと4WDの2タイプ。
[編集] 車名の由来
- 「アトレーの7人乗り」という意味を、「7」を表している。
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