タイコンデロガ級航空母艦
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タイコンデロガ級航空母艦 | |
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艦級概観 | |
艦種 | 航空母艦 |
艦名 | |
前級 | エセックス級航空母艦 インディペンデンス級航空母艦 |
次級 | サイパン級航空母艦 ミッドウェイ級航空母艦 |
性能諸元 | |
排水量 | |
全長 | |
全幅 | |
吃水 | |
機関 | |
最大速力 | |
航続距離 | |
乗員 | |
武装 |
タイコンデロガ級航空母艦(Ticonderoga class aircraft carrier)は、、アメリカ海軍の航空母艦の艦級。同級はエセックス級航空母艦の改修型で、しばしば同一のクラスに分類される。同級およびエセックス級、そしてSCB-27近代化計画のプロトタイプとして高度に改修された姉妹艦のオリスカニーは、現代における軍艦の中でも最も多く建造されたクラスである。
[編集] 概要
エセックス級はその建造計画の全体に渡って絶えず修正が行われた。40mmおよび20mm対空機関砲の装備数は非常に増加し、最新型のレーダーが増設された。オリジナルの格納デッキカタパルトは撤去され、換気システムは大幅な変更がなされた。装甲も増設され、何百もの大小の変更が実施された。実際同級の二隻の船が同一のクラスとは認識されないほどであった。
1943年3月に始まった視覚的にも大きな重要変更は、建造初期の段階で認可された。これは艦首部分を「クリッパー」タイプから4連装40mm機銃二基を装備するためのスペースを作り出すことが含まれ、艦前部の対空防御が改良された。13隻がこの「長船体」として完成し、タイコンデロガ級と分類される。4隻が1944年に完成し、エセックス級と共に太平洋戦線に参加した。残りは1945年前半から1946年後半にかけて就役した。
タイコンデロガ級の5隻は1946年から47年にかけてエセックス級として起工された。8隻が現役に留まり、より巨大な3隻のミッドウェイ級航空母艦とともに冷戦下での海軍の主力となった。トルーマン政権下で3隻が1949年にモスボール状態とされたが、朝鮮戦争の勃発と共に直ちに再就役した。結局13隻全てが冷戦下での現役であった。そのうちの5隻は1950年代のSCB-27プログラムで徹底的な改修が行われ、そのうちの4隻が数年後に続くSCB-125プログラムで近代化された。残りの艦はSCB-27とSCB-125の混合改修が行われ、革命的な「アングルド・デッキ」で近代化された。
タイコンデロガ級の近代化がなされなかった6隻のうち、3隻は1950年代末に退役し、安全な現用機の運用に対する制限を反映し1960年代初頭に航空機輸送艦(AVT)として再就役した。残りの3隻は強襲揚陸艦(LPH)に再分類され1970年頃まで運用された。近代化が行われた2隻は1960年代中頃に予備役となり、1969年と1976年にそれぞれ退役した。全艦がスクラップとなったが、シャングリラは1980年代末まで残存した。
[編集] 同型艦
- タイコンデロガ (USS Ticonderoga, CV-14)
- ランドルフ (USS Randolph, CV-15)
- ハンコック (USS Hancock, CV-19)
- ボクサー (USS Boxer, CV-21)
- レイテ (USS Leyte, CV-32)
- キアサージ (USS Kearsarge, CV-33)
- レプライザル (USS Reprisal, CV-35) キャンセル
- アンティータム (USS Antietam, CV-36)
- プリンストン (USS Princeton, CV-37) 二代目
- シャングリラ (USS Shangri-la, CV-38)
- レイク・シャンプレイン (USS Lake Champlain, CV-39)
- タラワ (USS Tarawa, CV-40)
- バリー・フォージ (USS Valley Forge, CV-45)
- イオー・ジマ (USS Iwo Jima, CV-46) キャンセル
- フィリピン・シー (USS Philippine Sea, CV-47)
[編集] 関連項目
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