スーパージェッター
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スーパージェッター(正式な番組タイトルは『未来からきた少年 スーパージェッター』)は、1965年1月7日から1966年1月20日までTBS系で全52話が放送された、TCJ(後のエイケン)製作のSFアニメ。モノクロ。又、海外輸出向けとして26本がカラーでリメイクされ、国内では再放送時に使用された。
提供は丸美屋食品工業。前番組は『エイトマン』、後番組は再放送を挟んで『ウルトラQ』の再放送。
本作はTBSが企画し、漫画版を雑誌に連載させたもので、久松文雄の漫画はいわゆる「原作」ではない。1話はパイロットフィルムとして制作された。草創期のアニメ界では、SFものが書けるシナリオライターがおらず、前番組の「エイトマン」に続く形で、まだ売れっ子になる前のSF作家が脚本を執筆。SF性の濃いアイデアとストーリーを生み出した。また、推理作家の加納一朗、山村正夫が参加したことで、日本推理作家協会のテレビラジオ委員会を通じたTBSとの交渉で、脚本家にも原作権が認められ、商品化権料の半額を久松文雄と分け合う形で配分された。豊田有恒の場合、当時の大学卒の初任給100ヶ月分にあたる約200万円を得たという。
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[編集] ストーリー
30世紀のタイムパトロールであるジェッターは、悪人ジャガーを追跡中にタイムマシン同士の衝突事故で20世紀に落下してしまう。
タイムマシン・流星号の時間航行機能の故障で20世紀に取り残されたジェッターは、国際科学捜査局の西郷長官の要請をうけて犯罪捜査へ協力することを決心する。
[編集] ジェッターの装備
- 周囲の時間を30秒間だけ止めることができ、流星号の呼び出し機能・トランシーバー機能をもつ、腕時計型のタイムストッパー
- 重力を中和することで空中を飛ぶことができる反重力ベルト
- 相手を一時的にしびれさせる銃・パラライザー銃
- 赤外線透視ゴーグル。
- マッハ15で飛行し、水中活動も可能なタイムマシン・電子頭脳を備えた流星号
- 防弾スーツ
[編集] スタッフ
- 原作:久松文雄
- プロデューサー:三輪俊道 (TBS)
- 構成・監修:河島治之
- 総合制作:鷺巣政安
- 演出:河内功、佐々木治次、高垣幸蔵、大西清
- 脚本:加納一朗、筒井康隆、山村正夫、眉村卓、辻真先、半村良、豊田有恒
- 音楽:山下毅雄
- 美術:泉谷実
- 主題歌:「スーパージェッター」(作詞:加納一朗、作曲:山下毅雄、歌:上高田少年合唱団)
[編集] メインキャスト
[編集] 放送リスト
- 未来から来た少年
- ダイヤボール事件
- エスパー合戦(ナナエ:増山江威子)
- 逃がし屋バリコン
- 夢の街シャングリラ
- ミクロの侵略
- 秘境マンダーラ(ジン:山田康雄)
- 白い追跡
- マイティマミイ族の逆襲
- 物体X
- 学者売ります
- 四次元マシン
- 未来予言機
- 海底牧場
- 影を呼ぶ男(ブロイラー博士:永井一郎)
- 悪魔のようなコマ(ギャラクシー:北村弘一)
- ゴールドマシン
- 恐怖の子守歌
- 走れサンダー号(雷電為夫:和久井節緒)
- 替え玉ジェッター
- 裏切りロボット(松沢博士:永井一郎)
- 金星作戦(月影博士:塩見竜介)
- 強敵流星号
- 過去への挑戦
- ジェッターを狙え
- まぼろしの潜水艦
- 魔犬ロボッグ
- 犯罪王スパイダー
- 加重力マシン(サード・キャノン:田中信夫)
- 要塞衛星計画
- 黄金の遺跡
- 二人の亡命者
- 燃える南極(宇宙人X:青野武)
- マイクロ光線
- 超特急アロー号
- タイムスコープ
- ウルトラコピー(宇宙人X:青野武)
- 巨人タロス(ミム博士:広川太一郎)
- 怪傑ジェッター
- 水星人モグ
- 友情
- 秘密指令
- サハラの死闘(宇宙人X:青野武)
- 暗殺者
- 失われた記憶
- 冷凍少年
- 光る無人島
- 戦慄の7時間
- 流星号対惑星
- 超人ロイス
- タイムパトロール
- 夜歩くバラ
[編集] 関連事項
日本郵政公社が2004年1月に発行した特殊切手「科学技術とアニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ」の第2集にキャラクター及び図版が使用されている。
また、2005年に、FIELDSから、パチンコ「CRスーパージェッター」がデビューした。